看護・介護の壁は「排泄」
看護・介護の壁は「排泄」
東日本大震災で在宅看護・介護従事者が最も困ったのは「排泄(はいせつ)ケア」-。日本コンチネンス協会(東京都杉並区)とユニ・チャーム排泄ケア研究所(港区)の調査で、こんな実態が浮き彫りになった。
調査は9月下旬から10月中旬にかけ青森▽岩手▽宮城▽福島▽茨城▽千葉-6県の訪問看護・介護ステーション従業員を対象に実施。「震災で業務に支障が出た」と答えた130人分の結果をまとめた。
それによると、「被災直後、ケアサービスを提供していくうえで困ったこと」として最も多かったのは「排泄ケア」で37.6%。「対応が難しかった排泄に関する困りごと」には、「トイレが使用できない」(44.3%)▽「便秘」(38.6%)▽「プライバシーが守れない」(23.9%)-などが多く挙がった。
同協会の西村かおる理事は「ストレスやトイレ不足などから、便秘は多くの方が抱える問題。対応は摘便(便を取り出す)・浣腸が多いが、できれば頼らずに出すことが望まれる。腸内細菌を整え、便秘にも下痢にも効果がある整腸剤や食物繊維、オリゴ糖などを備蓄し、摂取することが体に優しい方法」と勧めている。
http://sankei.jp.msn.com/life/news/111115/trd11111507400000-n1.htm