取材記事
「死ぬときには、お金を持っていけないですからね。実は、5年くらい前には、上場を考えていた時期もあったんです。でも、ベンチャーキャピタルの方たちとお会いして、『何年後には売上何十億円にして……』なんて計画を立てていたら、何かが違うような気がしてきて。
介護の仕事は、地域密着型の中小企業が適していると思うんです。ご自身の家族を預けるのに、その事業所の責任者の顔も知らないなんて、ちょっと不安じゃないですか? だから、うちだけじゃなく、各地に地域密着型で、いい経営をしている介護事業所があるようになればいいなと思い、ノウハウを公開しています。
近い将来、日本の労働人口が減り、介護業界に外国人の方が入ってくることになります。彼らをマネジメントできる人材を今のうちに育てておかなくては、とも思っているんです」
介護については、日本人の誰もが少なからず不安を抱えているのが現状だ。辻川さんの精力的な活動に感謝する反面、かなりの苦労を強いているのではと心配にもなる。その情熱はどこからわいてくるのだろうか。
「たくさんの方の死を看取ると、適当な仕事はできなくなります。やろうと思ったことは、実行しようと。私は介護の仕事を通して、高齢者の方々から、本当にたくさんのことを教えていただきました」
キャリアジンの取材をうけました!
続きは下記
http://careerzine.jp/article/detail/2116
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