人手不足 | 辻川泰史オフィシャルブログ「毎日が一期一会」Powered by Ameba

人手不足

介護事業所 半数“人手不足”


介護サービスを提供している事業所の半数が「人手が不足している」と感じていて、従業員の離職率は3年ぶりに悪化したことが、介護現場の実態調査で分かりました。

この調査は、厚生労働省所管の財団法人「介護労働安定センター」が、全国のおよそ1万7000の介護事業所を対象に、去年11月に行ったもので、43%に当たる7300余りの事業所から回答がありました。


このうち、「介護現場で働く人が不足している」と感じている事業所は50%で、前の年度より4ポイント増えました。特に訪問介護を行っている事業所の不足感がより強く、66%でした。また、1年間に介護の仕事を辞めたり、ほかの職場に移ったりした人の割合を示す、離職率は18%で、前の年度より1ポイント増え、3年ぶりに悪化しました。


そして、問題点を複数回答で聞いたところ、「今の介護報酬では、人材確保のために十分な賃金が支払えない」が最も多く52%、「介護サービスの提供に関する書類の作成に時間がかかる」が36%でした。


今回の調査結果について、介護労働安定センターは、「介護現場の待遇がなかなか改善しないなかで、賃金など待遇がよい仕事に転職する人が増えたのではないか。


訪問介護は、需要が多い都市部を中心に、特に人手の不足感が強くなっている」と話しています。


http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110825/t10015130221000.html


人手不足?


実情としてあるのが事実です。


人員配置基準を厳守し、そして限られた人員でサービスのオペレーションなどを各事業所が工夫していく事も大切です。


2020年頃からは介護業界のみならず日本の労働人口は下がります。


まだ序の口という位な心構えで創意工夫をしていく事が必要だと思います。


その工夫の中には業務だけでなく、職員の給与水準などの向上なども踏まえる事は当然の事です。


ただ、質問の仕方にもよると思います。


介護の現場は常に人手がもっとあれば!と感じるものでもあります。


「人手不足ですか?」と聞かれれば「はい」と多くの方が応えることは想像できます。


同時に介護報酬に付いて


訪問介護の生活援助、居宅介護支援は確かに安すぎる面もあるのは経営していて感じます。


しかし、それだけが理由でスタッフに還元できないと言うのは経営努力の不足だと感じる面もあります。


無駄な経費を削り、そして業務改善をしていく努力も必要だと思います。