霞ヶ浦高校 | 辻川泰史オフィシャルブログ「毎日が一期一会」Powered by Ameba

霞ヶ浦高校

昨日、高校野球の茨城県大会の決勝でした。


霞ヶ浦高校×藤代高校


9回裏2アウト2ストライクまでは霞ヶ浦高校が5対4で勝っていました。


試合結果は6対5で藤代高校が勝利し甲子園出場となりました。


霞ヶ浦高校は昨年も予選、決勝で敗退しています。


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その時の相手は水城高校


結果は11対0の大差で敗れました。


新チームとなった秋の大会でも決勝まで勝ち進みました。


決勝の相手は水城高校


結果はまたしても、敗れました。


しかし、点差は3対1と接戦でした。


そして、今大会、準決勝で水城高校と対戦。


2対1で勝利し、この勢いで念願の甲子園かとも思いました。


しかし、昨日の決勝戦は逆転サヨナラ負け


選手は悔しいと思います。


ただ、ライバルに勝ち、そしてあと一歩まで来た努力は凄い事です。


昨年は10対0


今年は6対5


来年は良い結果が出るように頑張って欲しいです。


同時に、藤代高校の選手も最期まで諦めずに頑張った結果、甲子園出場を勝ち取ったと思います。


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悔いの無いように頑張って欲しいです。


ありがとうございます。



下記ニュース詳細

茨城大会は28日、水戸市民球場で決勝があり、藤代が初優勝を目指した霞ケ浦を6―5で破り、6年ぶり2度目の優勝を果たした。勝利の多くを逆転で手にしてきた藤代は、この日も先制を許し、5回に再びリードされる苦しい展開になったが、6回に2点を返すと、9回にも2点を奪いサヨナラ勝ちした。この4年間で3回、決勝に駒を進めた霞ケ浦は、今回もあと一歩及ばなかった。藤代は8月6日から阪神甲子園球場で始まる全国選手権に出場する。

    ◇

(藤代6―5霞ケ浦)

 決勝にふさわしい実力伯仲の熱戦は、中盤から押し気味に試合を進めた藤代が、サヨナラ勝ちで終止符を打った。

 5回に再びリードされた藤代は6回、小林の右前適時打と相手の捕逸で2点を挙げ、1点差に詰め寄った。8回には、一気に三塁を奪おうとした霞ケ浦の一塁走者の進塁を、中堅手の新の好返球で阻止。そして9回、左前安打で出た河原井が満の左前適時打で生還し追いつくと、佐藤の右中間二塁打で中村聖がサヨナラの本塁を踏み、2時間24分にわたる熱闘に決着をつけた。

 霞ケ浦は1回、2安打と犠打で先制。5回には笹島や岩瀬の適時打などで再びリードしたが6回以降は藤代の継投策にかわされた。

■アウトあと一つで甲子園が… 霞ケ浦・山口拓哉投手

 アウトをあと一つ取れば、あこがれの甲子園切符が手に入るところまで迫っていた。

 1点リード、9回裏2死一、三塁の場面。マウンド上の霞ケ浦・山口拓哉(3年)は1球投げるごとにほえた。弱気を振り払い、自分を奮い立たせるように。「おれがみんなを甲子園に連れて行くんだ」――。

 エース伊藤雄太(3年)、石橋利生(2年)、片野凌斗(1年)に次ぐ4番手の控え投手だった。練習試合はともかく、公式戦で投げたことはない。「実戦の経験は浅かった」(高橋祐二監督)。

 それが、大会前、腰を痛めている伊藤や、けがの手術で戦線を離脱した石橋の継投選手として、登板のチャンスが巡ってきた。

 この大会、3、4回戦のいずれも途中から登板し、4回を投げて被安打1。調子は良かった。

 とにかく、仲間のために投げられるのがうれしかった。伊藤らとはライバルであると同時に、甲子園出場という同じ目標に向かって高め合う仲間でもあった。

 特に伊藤からは夜遅くまでアドバイスを受けた。「いつか、逆に助けたい」。そう思い続けてきた。

 その場面は6回に来た。先発の片野からマウンドを託された伊藤は、前の日、148球投げた疲れからか、球が走っていなかった。連打と適時打を浴びて2点差に迫られ、なお1死一、三塁で伊藤に代わり山口がマウンドに上がった。

 捕逸で1点差に詰め寄られるが、続く7回は1死満塁のピンチを2奪三振で切り抜け、8回も3人で退けた。そして9回裏2死一、三塁。

 これまで経験したことのない長いイニングを投げたことで、球のキレがなくなっていた。加えて、球場全体にのまれるような雰囲気を感じたが、伊藤ら仲間のことを考えると力が入った。「気持ちを込めて投げた」。ストライクを取るごとにほえた。

 もともと、感情を表に出すタイプではない。自ら鼓舞するような山口の姿を見るのは、高橋監督は初めてだった。だから、「あいつに賭けた」。

 だが、藤代の満健太(2年)に左前に運ばれ同点。続く佐藤裕太(3年)には、甘い直球を振り抜かれ、右中間にもっていかれた。球場がどよめきに包まれるなか、その場に崩れ落ちた。

 泣き続けた。「みんなに恩返しがしたかった」と話し、球場を出ると、待っていた選手や保護者から「よくやったぞ」と拍手で迎えられた。いったん止まった涙がまた流れ出した。(石倉徹也)

http://www2.asahi.com/koshien/93/ibaraki/news/TKY201107280700.html