「福祉に興味を持って」合同求人説明会
「福祉に興味を持って」合同求人説明会
飯田下伊那地域の介護事業所17カ所によると講演会が24日、飯田市上郷別府の飯伊地域地場産業振興センターで開かれた。多くの求職者が会場を訪れ、各事業所のブースで熱心に説明を聞いていた。NPO法人「ハートケア蒼い風」主催。
県の複数事業所連携事業として実施。人材確保とともに、いずれだれもが行うことになる介護福祉について多くの人に興味を持ってもらいたい―と、今回南信で初めて合同求人説明会が開かれた。
午前に開かれた講演会には約40人が参加。第1部に福祉ジョブセミナー、第2部に北星学院大・上智大・帝京平成大・文京女子大で教員を務める松本栄二さんによる講演「福祉現場の現状と魅力」が行われ、介護福祉の仕事と現状について理解を深めた。
午後の求人説明会には約60人が訪れ、受け付けを済ませると各事業所で求人にかんする説明を受けていた。
説明会に訪れた高森町の女性(22)は「大学の実習で介護の仕事について見る機会があって、福祉の仕事に興味を持った。県内を中心に探している。就職活動はまだ始めたばかり。自分に合うところが見つかれば」と話していた。
参加事業所の多くは、無資格・未経験でも仕事をしながら介護福祉士やヘルパー2級の資格を取得できる「介護雇用プログラム」の指定を受けている。県社会福祉協議会が人件費や受講料を負担するため、求職者は働きながら養成施設に通学して資格を得ることができる。
次回の合同求人説明会は10月を予定。福祉の仕事や同プログラムにかんする問い合わせは県社協の南信地区担当(電話0265・48・5944)へ。
南信州新聞より
こういった取り組みはもっと行って欲しいですし、もっと知られるように周知出来れば良いですね。