ネットで買い物代行 | 辻川泰史オフィシャルブログ「毎日が一期一会」Powered by Ameba

ネットで買い物代行

近所のスーパーの閉店などで普段の買い物に苦労している高齢者を支援しようと、福岡県大野城市は5日、イオン九州がインターネットで運営する「ネットスーパー」を活用して買い物を代行する事業を始める。

 

パソコンに不慣れな高齢者でも、豊富な品ぞろえのネットスーパーの商品を電話で注文できるようにして、“買い物弱者”の解消を目指す。

 

事業は同市とイオン九州大野城店、地元のNPO法人が共同で実施。利用者はイオン九州のカタログを見てNPO法人に電話かファクスで商品や配達希望日などを注文。


NPO法人のスタッフが受け付けた注文内容をパソコンで入力してネットスーパーに発注する。

 

カタログに掲載された生鮮食料品など約200点は店頭と同じ価格。


通常は5千円以上の購入で送料無料だが、同事業では一人暮らしの高齢者世帯に配慮して3千円以上で送料無料とした。

 

大野城市は福岡市郊外のベッドタウンで人口約10万人。


近年は新興住宅地周辺のスーパーが撤退し、高齢者の買い物支援が行政課題となっていた。


同市の担当者は「市民の暮らしを支える仕組みとして強化したい」と意気込んでいる。


東京新聞より