高齢者引っ越しサービス | 辻川泰史オフィシャルブログ「毎日が一期一会」Powered by Ameba

高齢者引っ越しサービス

大手引っ越しサービス会社、佐川引越センター株式会社は、3月上旬から介助士資格を持つスタッフによる引っ越しサービスを開始した。

「サービス介助士2級」を取得したスタッフによる引っ越しサービスで、目の不自由な方の誘導や車椅子の操作など、高齢者や障害者の引っ越しを安全にサポートできる技術を学んだスタッフが作業にあたる。

クロネコヤマトでは、高齢者のホーム入居をお手伝いするサービスを行っている。こちらはホームへの入居だけを想定したサービスで、荷物の搬送だけでなく、入居前後の相談や、不要品の引き取り、家事代行やホームクリーニングなどのサービスも選べる。

2007年に開催された東京大学のジェロントロジーセミナーの資料「高齢期の転居要因と適応」によると、引っ越しをする年齢のピークは25~29歳であり、その後は加齢とともに移動率が下がるが、74歳を超えると、再び上昇し始める。

高齢化により、子どもたちと一緒に暮らす、あるいはホームに入所する、といった移動が増えるためである。こういった高齢者にとっては、新居の掃除といった家事も、大きな負担になることが多い。

また、引っ越し時の移動にも危険が伴うため、高齢者に特化したサービスは、利用者にとって、引っ越しの負担を大きく軽減してくれるものと言える。
hatarakuba-info.comより