ケアマネージャーの平均年収 | 辻川泰史オフィシャルブログ「毎日が一期一会」Powered by Ameba

ケアマネージャーの平均年収

平均年収:379.9万円 平均月収:26.0万円
平均時給:1522.2円
年間賞与等:67.5万円
平均年齢:44.9歳
平均勤続年数:7.1年
復元労働者数:52,460人
総労働時間:171時間/月


ケアマネージャー 概要

ケアマネージャー(介護支援専門員)とは、本人と家族が望んでいる介護を的確に把握し、介護サービス計画(ケアプラン)を策定し、実施を支援する者のことです。
ケアマネージャーの具体的な仕事は、要介護認定申請の代行業務、ケアプランの策定、介護保険の支給限度基準額の上限管理、給付管理業務などです。
また、介護保険施設に勤務した場合は、施設サービスの策定、介護保険費用の計算や請求事務などに従事します。

平成20年 ケアマネージャー 年収と推移
平成20年のケアマネージャーの平均月収は26.0万円、そこから推定される平均年収(ボーナス込)は379.9万円でした。
過去の年収推移を見ますと平成14年以降緩やかな減少傾向にあります。時給ベースでもほぼ同様の推移を見せています。

ケアマネージャーの収入とケアプラン報酬の限界
ただし、ここで注意したいのが、上記の金額はケアマネージャーのみで得た、純粋な金額ではないということです。多くのケアマネージャーは、看護師、社会福祉士、介護福祉士などを兼業しており、ケアマネージャー1本という人はほとんどいません。
したがって、純粋なケアマネージャーの年収を測定することは不可能です。
一般的に、ケアマネージャーの報酬はケアプラン作成報酬になります。
06年の介護保険制度の改定により、ケアプランの作成報酬は、1件あたり月10,000~15,000円とされています。
さらに、質の向上、重度者重視の観点から、数をたくさん引き受けると単価が下がるしくみも導入されました。すなわち、ケアプラン作成料で報酬を上げるには法的な限界があります。

周辺資格との併用で付加価値を
ただし、本格的な高齢化社会に突入する日本において、一定量のケアマネージャーの需要は見込めます。将来的にみても注目すべき資格と言えるでしょう。
ケアマネージャーを目指す方は、介護福祉士、社会福祉士、福祉住環境コーディネーターなど周辺資格も押さえておくと良いでしょう。さらに深い知識、付加価値がつけられると思います。

http://nensyu-labo.com/sikaku_care_manager.htm