被災地復興の思いを胸に | 辻川泰史オフィシャルブログ「毎日が一期一会」Powered by Ameba

被災地復興の思いを胸に

「思いよ届け」-。


東日本大震災の発生直後から被災地で復興に携わりたいと、鳥取県社会福祉協議会に志願していた県災害ボランティア隊(岸本照之隊長)が5日、復興に向けた強い思いを胸に県庁を出発した。


辻川泰史オフィシャルブログ「毎日が一期一会」Powered by Ameba

9日までの日程で宮城県石巻市内で活動する。


出発したのは、県社協の災害ボランティア隊に事前登録していた130人のうち、過去に阪神大震災などで災害ボランティアの経験がある10人を含む20代~60代の26人と県社協職員、県職員の計28人。


被災地では宮城県石巻市内のホテルロビーに寝泊まりしながら、現地ボランティアセンターの指示で、JR石巻駅前の商店街を中心にがれきの撤去などの復旧作業に当たる。


出発式で県社協の小林裕幸専務理事が「派遣期間は短いが、大変過酷な作業になる。安全に気を付けて頑張ってください」と激励。


隊長を務める県社協の岸本さんが「ボランティア隊の思いを一つにまとめ、活動に当たりたい」と力強く述べ、県社協がこの日のために手配したバス「とっとりボランティアささえ愛号」に乗り込んだ。


参加した琴浦町の中野真一郎さん(26)は「福島県の大学に通っていたが、震災で一時避難してきた。


現地には困っている友達もたくさんいる。被災地の人たちのために頑張りたい」と意気込み、湯梨浜町の松井妙乃さん(63)は「被災地の状況を報道で知って涙が止まらなかった。


少しでも自分にできることをしたい」と話していた。


日本海新聞より