学生がボランティアチーム発足 | 辻川泰史オフィシャルブログ「毎日が一期一会」Powered by Ameba

学生がボランティアチーム発足

震災以降、国際医療福祉大=大田原市北金丸=の学生がボランティアチームを発足させ、周辺の避難所や病院などで組織的な活動を展開している。

キャンパス内に設けられたチームの本部。十八日午後、三年の沼崎翔平さん(21)が携帯電話のメールを打った。「大田原市社会福祉協議会へのボランティアを受け付けます。十九~二十一日。


連続、単発どちらでもOK。十人程度」


登録した学生五百人以上に一斉送信され、二時間後には十数人から「OK」の返信があった。


沼崎さんは「この日はいいけど、次の日は駄目な人がいる。それをやりくりして人を集めるのが僕の役割」とはにかんだ。学生たちが動き始めたのは十四日。


有志二十人がクラスやサークルの仲間に呼び掛けると、瞬く間に賛同の輪が広がった。


被災者のニーズを把握し、学生の日程を調整して派遣する態勢をつくり、活動を開始。司令塔役の本部、現場、物資調達班などに分かれ、毎日約百人が汗を流している。


那須塩原市の同大学病院には十八日、二十人ほどの学生が訪れ、近くの介護施設から避難してきたお年寄りに積極的に声を掛けた。


施設の女性看護師は「私たちだけでは手が回らない部分を担ってもらい、助かる。こわばっていた利用者の顔が和らいできた」と感謝していた。


http://www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/20110323/CK2011032302000087.html


学生時代からこういった取組を通してやりがいを感じて頂き、業界に来て欲しいです!