デイサービスで起業?訪問介護で起業?
最近、私の主催するセミナーでデイサービスで起業したいのだけれども、資金が足りないから訪問介護で起業しようと思うとの相談がありました。
私自身、訪問介護で起業したので、「いいですね!」と応えますが、当時(2002年)と現在は違います。
何が違うかというと、理由は2つあります。
1・訪問介護を行ってくれるスタッフが減少
2・単位数が下がった(当時は複合型介護、家事などあった)
ヘルパーのマネージメントが上手で営業が効率的に行え、そしてサービスの質が良ければ収益事業になると思います。
労働集約型でなお且つ、仕入れや在庫を確保する必要がないのでリスクは高くありません。
又、設備投資も殆ど投資せずに出来ます。
実際に私はワンルームマンションからスタートしました。
当時、デイサービスを運営というのは、社会福祉法人、NPOなどの歴史のある法人の行うサービスというような雰囲気がありました。
デイサービスで起業する為の資金の確保は経営者、起業家として最初のステップだと思います。
それを乗り越えられず多くの人が諦めています。
私が新規開設コンサルティングで勧めている事があります。
デイサービスの事業所数が2事業所以上になり運営が安定してくれば、訪問介護も運営する事です。
当然、運営するデメリットもありますがメリットの方が明らかに多くあります。
例えば、デイサービスに病状が悪化し利用できなくなった方が自社の訪問介護を利用してくれます。
デイサービスのスタッフにとっても、利用中止後の利用者様の容体は気になります。
そこで、部署は違えど情報共有することで社内の雰囲気も良くなります。
デイサービスと訪問介護のバランスを保った運営が地域に根差す事にも貢献出来ます。
介護事業を行うのであれば、一つに特化しその事業の専門性に力を注ぐ事も大切ですが、在宅介護という共通の事業をおこなうことが必要です。
それは、経営の面で、複数の部署を持つ事と同じです。
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