森信三先生 その4(致知)
致知メルマガより抜粋
大よそわが身に降りかかる事柄は、
すべてこれを天の命として
慎んでお受けするということが、
われわれにとっては
最善の人生態度と思うわけです
森信三(教育者)
月刊『致知』2009年9月号
~寺田一清氏&浅井周英氏の対談より~
http://www.chichi.co.jp/monthly/200909_pickup.html
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「国民教育の師父」として20世紀の教育界に
大きな足跡を残した森信三先生。
膨大にある先生の著作の中で、いまなお多くの人々に
読み継がれているのが『修身教授録』です。
森先生は、議員の孫として生を受けられるも、
2歳の時にご両親と死別してしまうなど、
決して恵まれたとはいえない幼少期を送っておられます。
京都大学の哲学科に入って西田幾多郎先生に師事し、
大学院を首席で卒業しながらも、
よい就職先を紹介してもらえない。
そうした、普通であれば、
人生や世の中を僻んだり恨んだりしても
おかしくない状況の中にあって、
すべてを「天の命」として受け入れる、
そこに先生の偉大さがある、と
高弟の寺田一清さんと浅井周英さんは言われています。
「人生というものは限りあるものであり、
しかもそれは、二度と繰り返すことのできないものです。
してみると、そこに許された
人生の真の生き方というものは、
この限られた年限を、いかに深く生きるかと
いうことの外ないわけです」
上掲の言葉は、同じく『修身教授録』の中で
述べられている言葉ですが、
人は、自分の苦しみや悲しみを噛み締めて生きる時、
人生の本当の深さが分かるものなのかもしれません。
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上記の内容は、以下の記事に詳しく掲載されています↓
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【対談】人間学の名著『修身教授録』がひらいた世界
寺田一清(不尽叢書刊行会代表)&浅井周英(実践人の家理事長)
http://www.chichi.co.jp/monthly/200909_pickup.html
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