自分の基準

ごく稀に、面接などで、給与面の質問ばかりしてくる方がいます。

その時の会話は下記のような感じです！

私　求職者＝求　希望職種はデイ相談員

私「希望はどれ位ですか？」

求「希望は２５万円です」

私「最初から２５万円は難しいですね？」

求「２５万円は欲しいのですが？」

私「分かりました。では、少しお伺いしたいのですが〇さんが思う、仕事内容は何ですか？」

求「デイサービス業務での相談員です」

私「そうですね。具体的でなくても構わないので、大まかに業務を分けてこの紙に書いてくださいますか？」

求＝書く

大体、送迎、記録、入浴、レク

と記入します。

私「その他は、どんな事がありますか？」

求「思いつきません」

私「日報の作成、契約、シフト作成、実績は行ってもらえますか？」

求「シフト作成もあるのですか？慣れたら行えると思います」

私「〇さんの目処はどれ位ですか？」

求「（多くは）１年位したら出来ると思います」

私「３ヶ月後に出来ませんか？出来たら３０万円の給与設定にさせてもらいます」

求「自信がありません。」

私「弊社は小規模デイですので、スタッフ数も多くないので、経験者であれば最初は難しくても２，３ヶ月後には出来ると思いますよ」

求「私はお金よりも利用者様との関係を大切にしたいのです」

私「分かりました」

最初、給与の事にこだわりのある人ほど、こういうパターンが多いです。

なぜ、２５万円でなく、最初から３０万円、４０万円と言ってくれないのか？

４０万円の希望ですが、これとこれを行えます！

又、私にはそれだけの価値があります！

あまり、強い売り込みでも引いてしまう事もありますが、自分の基準を上げて行く為には大切だと思います。

これくらいの仕事で、これ位の給与が欲しい！というのはあって当然でいいと思います。業務で大変になりたくない。皆同じです。

自分で基準を決めているのに、それで低賃金、というのは良くないと思います。

お金の事は誰でも言いたくありません。

それは、当たり前です。

しかし「お金じゃない！」と言う人程、お金に執着しているように感じる時があります。

大手法人の場合は、規定通りというところが殆どだと思いますが、中小企業であれば、自分の価値を売り込みやすいと言う事もあると思います。

介護業界の低賃金イメージ、低賃金の実態を変える為には、我々業界一人一人が基準を高めていく事も大事だと思います。

ありがとうございます！

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