当時は、まだ若い事もあり、先の事など考えてはいなかった。
台の確率や設定の有無すら知らないのだから、パチンコにしろ、スロットにしろ、人気がある台は永久に外されないと思っていたぐらいだ。
実際、このペガサスは長かった。
人気もあり、6〜7年ぐらいは稼働していたと思う。
一生打てるとさえ思えた。
この頃から、段々パチンコを通じて色々な人との付き合いが始まっていった。
夜は決まって飲みに行くようになった。
いくらお金を使っても、次の日に補充出来たから、特に困る事はなかった。
いつも行く店は、居心地も良く、特に問題はなかったが、夕方ぐらいからしか稼働が伸びない為に、日当的には頭打ちだった。
そんな折に、知り合いからグランドオープンの話を聞いた。
当時、ペガサス人気は高まり、すごい勢いで増殖してたが、行ける店はなかったので、常連になるきっかけ作りには最適であった。
今だと、そんなの関係無い、早いもの勝ちだと思うだろうが、縄張り的なものが決まっていて、破ると必ずややこしい事になった。
グランドオープンの最初から熾烈な台争いを制して何とか4台確保。
当時は今みたいな抽選などは無く、完全な並び順であった。
何とか先輩らと、無事モーニングゲット…と言うか、当然のように全台モーニングである。
そこそこ連チャンして、ゾーンを抜けたので終了!
そこからはハイエナに徹底する。
その時に、4グループぐらいいる事に気付いた。
ただ、当時は技術的にも情報的にも自分達のグループが抜けていたので、たまに天井前の台とかを教えてやることで、一目おかれるようになった。
こうして、2店舗目を確保できた。
「案外、簡単に行ける店が増えたな」
その時は、若さゆえ何も考えていなかったが、後に大変な事態に陥いる事となる。
ちょうど、世間はバブルへと突入していくぐらいで、結構な勢いで、グランドオープンする店が増えていきつつあった。