こんばんは
今夜は唇の話です。
皆さんは下唇はどのようにマウスピースに当ててますか?
私は3年前までリムを下唇に乗せるように当てていました。19歳くらいまで上唇が粘膜奏法だったのでそれを直すために上唇を多めにマウスピースに当てた結果、下唇にリムを乗せるような形となりました。
上唇が表皮奏法になってから粘膜が血豆になることはなくなり、スタミナもアップしました。
しかし、どうしても1時間くらいでアンブシュアを保てなくなり、エンディングノートで最後まで張っていられなかったり、フレーズの途中で落ちることが度々ありました。
この悩みを解決するために、当時は小さいマウスピースや厚いリムを選択して楽にハイノートが出せるようにしていたのかもしれません。(←実際これは根本的な解決には至りませんでした。最終的な解決はマウスピースの内径にありました。これについてはこちらをご覧ください。)
最終的な解決はマウスピースの内径にありましたが、もうひとつ大きな解決要因がありました。それが下唇の当て方です。
前述のとおり、当時の下唇はリムが乗っている状態、パッカーアンブシュアに近い状態でした。
スタミナを伸ばそうといろんな方のアンブシュアを写真などで研究した結果、下唇も表を当てている方が多数であることに気付きました。
そこで上唇と下唇のマウスピースに当てる割合は変えずに、下唇も思い切って表をそのまま当てて吹いてみました。
すると今までと下顎の力の入れ方が全く変わり、とても楽になったのです。下唇を持ち上げるように支えている感覚から前後の顎の位置を調節するだけになった感覚です。
この大革命から3年、大口径のマウスピースの使用と併せてアンブシュアは安定し、現在の当て方は上唇:下唇=2:1です。音の振動のほとんどは上唇のため、上唇の部分が多いのが理想です。
リムの曇っているところが唇の表皮が当たっているエリアです。
私の最終的な解決は、
上唇の表皮奏法→下唇の表皮奏法→大口径
と3段階で解決しました。
とまぁこんな話でしたが、どなたかのヒントになれば幸いです
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