沖縄に帰省してから、親戚に会うことが多くなった。
「 落ちろ、そしてウチの美塾へ入れ、そしてまた落ちろ!大丈夫、浪人みんなしてるから!普通普通!! 」
東京に住んでた時は、
何かしら冠婚葬祭とかでしか、沖縄に帰らなかったから会う機会が少なかった。
もちろん帰省したときはウェルカムだったけど、昔話になるとよく愚痴られる。
「 あんた、よく学校サボってグレてたよねー」
とか
「ほんと、すぐ学校休むし遅刻するし、心配して周りが大変だったのよ」
とかよく言われます。笑笑
そんなに、グレたり ? サボったり ? してたイメージは
自分では自覚無いんだけどな?
割と自分なりに頑張ってたよーな気がするんですけど
と、言うのは もちろんエイケルはマイペースだし寝たい時に寝たいとか
やりたいことばっか朝まで夢中でやってたら学校行くの午後になったとか

あ、
それをサボってるとかグレるって言うことなら、
もしかしたらそうなのかもしれないけど。笑
ただ、夢はそれなりに持ってたし
そのためには、そもそも凡人だから死んじゃうくらい努力してやるという決意はあった

そのくらい沖縄から上京するってことは、
電車の乗り方すらも分からない、ど田舎者のエイケルには勇気がいることだった
しかも美大という潰しの効かない選択肢で、もうこれで食えていけなかったら、逃げる船はない状況に追い込まれるから必死になろうと思った


で、なんで学校サボってたか
それは、ふつうに寝坊とかでウッカリ遅刻しちゃったとかは抜きに考えて
1番の理由は
学校の授業のカリキュラムが
気に食わなかったから。
そもそも、大学進学に関しては
「美大一本」と決めてたから必要教科は文系に限られる。ちなみに確か古文は含まれなかった。
美大受験について知らない人に説明すると、普通大学よりも相当に倍率が高い。
それ故に美大は2年、3年浪人当たり前という暗黙の刷り込み意識がある。
それがすごく嫌だったから、エイケルはどうしても現役で入ってやりたかった。
実際に、浪人してもしても入れないほど大変です。
だって、現役で相当がんばっても
何年も浪人してるバカがつくほどの努力家がたくさん控えてるわけで、
毎年倍率上がるの当たり前じゃないですか
最近はデジハリなど専門学校出身者などで優秀な人も活躍しているのもあってか、美大の倍率も昔ほどじゃなくなってるらしーけど。
美大と予備校の、このズブズブの関係性も気持ち悪いと思ってた。いざ受験日って朝は、美大の校門前で予備校のパンフレットを持ちきれないくらい渡してくる。
そもそも大切な画材道具で大量の荷物持ってるの見えませんか

ってことだよね

もー 露骨すぎて
ウケるとしか、言えない。笑笑
加えて欲張りだけど、
せっかく立ち上げたダンス部の活動も受験ギリギリまで精一杯やりたい
ダンスコンテストも県内大会で最後に絶対優勝して、仲間とかけがえのない青春を締めくくりたい

学校でいらねー古文とか、
センター試験向けのいらねー授業聞くくらいなら
一枚でも多くデッサンしたほうが、部活を少しでもやったほうが、自分のためになる
美大受験の点数は、
文系の学科半分、デッサンや色彩構成などデザインの実技半分で合否が決まる。ちなみに割合は大学によって変わる場合もある。
でも高校は、美大受験のためのカリキュラムは組んでくれてない。
文系の学科といっても、センター試験とかとはまた違う美大独特の傾向がある。
気づくとエイケルはダンス部で踊るわ、美塾通って絵をひたすら描く、勉強は美大受験向けの学科を自分で対策練ってやるしかないわで頭パンク状態

学科対策含めた美大受験対策コースが東京の美塾にはあって、それは羨ましすぎた。
美塾の中には、夏休み使って沖縄から東京へそのコースを受けに行く人もいたけど、
お金かかりすぎて到底、無理だし。
親の喜びそうな、国立大学進学志望の高校の友達と、バリバリフリーター就職派のダンス仲間との狭間で、
泣きたいくらい孤独だし、クタクタだし、とにかく寝たかった。
いらない授業を受けるよりは
寝不足だから1時間でも保健室で仮眠したほうが
帰って美大対策したほうが、
自分にとって有意義に時間使えると思った。
加えて制服もあんまり着なかった
怒られた時用にカバンの中に持ってはいたけど。笑
ほぼ、Tシャツとジャージとかで通学。
授業に体育があったらそのまま受けれるし、帰りに美塾で絵を描くと汚れるし、ダンスすると汗かくし、何かのたんびにしょっちゅう着替えたり無駄じゃない

洗濯物を自分で全部洗ってたから、なるべく洗う時間や制服のアイロンがけも削減したかったし…
今は母校もカリキュラム変わっているのかなぁ。。
午後がいらない授業だけだったら、帰っても良くない
笑
逆になんでダメなの
だから受験勉強のために学校休ませる親を叩く人いるけど、エイケルは大賛成です

でも当時はそれを学校や親を説得するメリットも感じなかった。だってみんな、じゃあ美大やめて普通の大学にしたらって絶対に言うから。笑
でも、1人だけ味方になってくれる先生がいた
なんか分かんないけど、担任はじめ先生に嫌われる言うこと聞かないエイケルをいつも、かばってくれる。
ちなみにエイケルは、生徒会役員の一員として活動していた。あまり役には立ってなかったと思うけど 笑
目的は完全に、ダンス部活の学校の予算取り目的で、そのためには役員会に出席して予算を確保する権利を得たかったから。という不純な動機。笑
おかげさまで、ダンス同好会から部活に昇格、顧問の先生もつけてもらって、予算も確保できるようになった。
でも予想外だったのは
地道な文化祭のポスター張りやら、運動会のライン引き作業まで色々普段やらないことをやったり
何より高校の運営や資金繰り、何を基準にして決めてるのかなどが一部でも、垣間見れたことは面白かった
先生たちが毎夜遅くまで授業参観やら文化祭やらのプリントを作ったりしてるのを見て、教室で普段何気なく配られるプリントも見る目が変わったと思う。
先生も大変なんだな、あたしは、、なれないな。
と思った。笑
このエイケルの味方になってくれた先生は、
その生徒会役員の顧問の先生だった
この人の存在は、エイケルをすごく助けてくれた
生徒会の時も、この先生はダンス部を支援してくれるように働きかけてくれたように今になると思うふしが多々ある
美大に合格した時も、誰よりも先に1番に職員室に報告しに行った。
今はどうしてるかわからないけど、
本当に生徒と向き合う、可能性を信じてくれる
いい先生だったなぁ。。。


ありがとうございました、先生。
今もサボってたことは、後悔してません。笑