5月のお大師様のお言葉は・・・
如来は慈悲と智慧を現じ
平等にして無二なるべし
解説
仏教の本拠地は
「どうにもならない現実」
である。
惰眠を貪り、徒(いたずら)に
消費を続けている我々に、
できることは祈りしかない。
しかし、我々の祈りは
個人的な欲望から起こる
「現世利益」の祈りである。
願わくば、その我々を
祈らしめている背後の
「大いなる如来の祈り」に、
今こそ気づきたいものである。
京都にお寺の掲示板は多々あれど、
ダントツで尖っているのは
やっぱり東寺だと思います。
今月もバッサリ、私たちの欲望を
切ってくれましたねー
これを読むためにも、
毎月東寺に詣でたいものだと思います。
・・・・
さて、今日はマンションの
部屋の鍵の引き渡しで
2週間ちょっとぶりに
元の家を訪れました。
その後で東寺に来て、
お大師様にご挨拶したり、
国宝の仏様たちの前で
しばし瞑想したり、
やっぱり、東寺はいいですねぇ。。。
お昼時だったので、
初めて東寺の洛南会館内の
レストランにも入ってみました。
「豚丼ランチ」、
さっぱりして美味しかったですよ
そして、蓮池も
ずいぶん育ってきていました。
大きなハスの葉っぱに雨が落ちて、
コロコロと葉っぱの上で
水玉になって、
またコロコロと葉っぱから
雫となって落ちるのを
見ていました。
・・・・・・
静かに降る雨の中、
修学旅行の生徒たちを乗せたバスが
何台も来ていましたよ。
生徒たちは、
東寺から何を得て帰るのでしょう?
私が先生だったら、
彼らに何を教えるのだろう?
と、ふと考えました。
知識も大事だけれど、
この静謐な空間に漂う、
慈愛の光を感じてごらん。。。
なんて言って、
変人先生と
言われちゃうんかな
最高最善