4月のお大師様のお言葉は・・・
珠(たま)を持てば善念を生じ
剣を把(と)れば殺心(せっしん)の器(うつわ)
(解説)
人間は縁にあえば
善にも悪にもなる存在である。
誰もが国を求めて
国が見つからない。
仏教がめざす
「安らぎの国を僧伽(さんが)」という。
何事も他人事ではなく、
自分の事として受け止める
運命共同体である。
そこでは皆が
「自分のことは後回しにして、
喜んで人を助ける菩薩」
となっている。
「剣を把れば〜」の部分を見るなり、
ウクライナ情勢が思い浮かんで、
「なんとアップトゥデイトなお言葉を
東寺様はお選びになったのか!」
と思いましたが、
読んでいくと、もっと俯瞰した
この世の真理を説かれているのですね。
「運命共同体」はまさしく!!
と思いました。
みんなで支え合う・・・
その感覚を持って、
この地球上で
生きていきたいもんです。
・・・・・
それで思い出したんですが、
私が10代の頃、
組んでいたバンドの1つが
「はるひと生活共同体」
という名前でした
私としては、
理想の社会とか、
理想の生き方を作っていこう
という意味を込めてつけたのですが、
とあるバンドコンテストに出場したとき、
司会の人から
「どこぞやの生協みたいな名前ですね」
と言われて、
ちょっとガクッとなったことを
思い出しました
ま、人生そんなもんです
最高最善