大原扁理さんの著作もこれで5冊目!
ちょっとシニカルだけれど絶妙な語り口の
まったり路線がたまらなくて、
全部持ってます。
これって、大ファンってこと???
さて・・・
私は高校生の時に、
仏教って哲学じゃん!
お釈迦様の教えは心理療法じゃん!
とわかってしまって、
心理を専攻したのも
そんな経緯からだったと思いますが、
大原扁理さんの最新作も、
まさに心理療法的な手法で到達していくような、
気づきの世界の連発
もー、面白くて、
うなづけるところがありすぎて、
一気に読んでしまいました。
扁理さんは月7万円で暮らす
「隠居」の道を選びましたが、
それって、私の生き方からみたら、
The・僧侶 とでも言えるくらい、
全てを1つ1つ削ぎ落として到達していく、
あの境地
なんです。
「隠居」というワードが
自己紹介する際のアイデンティティで、
「隠居です」と言うことで、
初めて会った人でも、
何となくわかったような感じになってくれる・・・
と言うあたりは、
私が「僧侶です」と言うのと同じで、
私が何者か知らなくたって、
あぁ、僧侶なのねーと、
その人なりのステレオタイプで考えてくれるから、
まぁ楽っちゃ楽ですよね。
そういえば美容院で、
「3センチ切ってください」とか言っても
なかなかバッサリ切ってくれないんですが、
「僧侶なんでベリーショートで」
と言うと、
「あー寂聴さんねー」と理解してくれて、
バッサリ切ってくれるので助かります。
おっとっと・・・脱線してもうた。。。
この最新作で扁理さんは、
「不安」の根源に的を絞って書いてくれましたが、
次回作はどんなものになるか
今から楽しみです。
最高最善