5年前に両親を看取りました。
今後を考えた時、
私自身も人生の整理をすることにしました。
そこで選んだのが「断捨離」
それまで住んでいた家より
1部屋少ない家に引っ越し、
その家に合わせるべく、
たくさんの荷物を処分しました。
その中には、音楽家時代の楽譜とか、
機材、楽器等々もたくさんありました。
断捨離は心と向き合うので、
辛かったですが、
手放すことで得られるものも
大きかったです。
そしてそれが「僧侶」と言う生き方に
繋がっていったのだと思います。
断捨離を進める中で、
世に言うミニマリストさんの書いた本も
結構読んだのですが、
中でも大原扁理さんの
「年収90万円で東京ハッピーライフ」
に引き込まれました
軽妙な文章もすごく気に入ったし、
何より「哲学」を感じましたね。
それでついつい、
彼の著書を全部買ってしまいました
「多摩地区は家賃が安い」
と言って、渋谷から引っ越したという話が、
昨年、私が国立に引っ越したことの
ベースにあるかも知れません。
(もちろん国立に引っ越した時も、
さらに部屋のサイズが狭いところにしたので、
断捨離が進んだことは言うまでもありませんが)
さて、多摩地区と言っても広いので
私が引っ越しした時点では、
大原さんの言う「多摩地区」がどこのことか
わからなかったのですが、
最新刊の「いま、台湾で隠居しています」には、
はっきりと「最寄駅は国立だった」と書かれていたので、
大当たりー!!と思いましたよ笑
大原さんは私が特に共感する方ですが、
他のミニマリストさんの中にも
哲学を感じる方が多いです。
「手放すこと」は
哲学なんだと思います
実は両親を亡くして、自分のこれからを考えた時、
「今まで十分頑張った!もう隠居したい」と
本当に思いました。
なので、大原さんの
「20代で隠居」は私に大ヒットしましたね
20代で隠居は私には出来なかったけれど、
この哲学で生きられたら、
今からでも20代に戻って隠居したい!!
と思うくらいです。
大原さん、
最近は台湾で隠居しているらしいです。
文面を見る限り、
どこにいらしてもまったりと
暮らしていけているようなので、
私もそんな生き方を見習いたいと思います
ゆったり、まったり
僧侶ライフ
最高最善