「竹本くん、来月マレーシアに行って技術的視点からビジネスチャンスがあるかどうか見てきてくれないか」
上司から突然言い渡された海外出張
私は頭が真っ白になった・・・
これは大学受験以来全く英語を勉強しなかった男が、40半ばにして海外出張を言い渡されたことに始まるエイゴ革命の物語。
押し寄せるグローバル化の波
突然の海外出張を言い渡されてから1週間、私は途方に暮れていた。
途方にくれもするさ・・・何しろ私は英語が全くできなかったからだ。
それどころか、海外に行くのは新婚旅行以来ウン十年ぶり。
パスポートを取り直すところからはじめなければならなかった。
幸い部下の1人に英語が堪能なMがいたため、私はその者を同行させることにした。
外資系企業から転職してきたMはある程度英語ができる。
しかも海外旅行が趣味で旅慣れているため、パスポートの取り方や飛行機チケットの手配、ホテルの予約までお手の物だった。
情けなかったのはスーツケース。
国内旅行と同じ感覚でいた私は、いつも出張で使っているボストンバッグをもっていくつもりだった。
するとMから、国際便では荷物は投げるように扱われて当たり前だから、きちんとしたスーツケースを買わないとダメだと指摘されてしまった。
呆れ顔で。
20年ぶりに買った英会話の本
行く前から気が滅入るが、そうも言ってられない。これも仕事だ。
仕方なく私は帰りに本屋により、英会話の本を1冊購入した。
その日、寝る前に本を見ながらぶつぶつと英会話を音読して勉強した。
買ったのはビジネス英会話の本だった。
まずは自己紹介。
例文にはこう書いてある。
Hello, my name is Junichi Tanaka. Nice to meet you.
I belong to sales department.
オレは営業じゃなくて開発部だから・・・
開発・・・・
・・・・・・・・・なんていったらいいんだろう。。。
私は、自分の所属さえ英語で言えなかった。
単語が浮かんでこなかった。
出張まで日が迫っているにもかかわらず、私は早々にして英語の勉強に嫌気がさしてしまった。
開発ってDevelopmentっていうんだ・・・
迎えた海外出張。
今日はいよいよ先方と話をする日だ。
私は相当緊張していた。
「は、ハロー。マイ ネーム イズ ノリオ タケモト。
ナイス トゥー ミーチュゥ。」
ガチガチのカタカナ発音でもなんとか挨拶だけはこなした。
せっかく調べて勉強した【開発部に所属しています】は言いそびれた。
先方が私の名刺を見て、「オー! ユー! ディベロプメント マネージャー! ナイス トゥ ミーチュ!!」
と早々に言ったからだ。
そもそも所属部署や肩書きは名刺に書いてあった・・・
最初から出鼻をくじかれたような複雑な気持ちだったが、和やかな雰囲気で話がはじまり、私は幾分ほっとして席に着いた。
ほっとしたのも束の間
私はこの上なく惨めな思いをすることになった。
まず、先方の言っていることが全くわからない。
聞き取れない。
それどころか、部下のMがしゃべっていることすらたまに単語が拾えるくらいだった。
ほとんどMにしゃべらせ、通訳をしてもらいながら先方と話をする。
私は顔が上げられなくなっていた。
惨めだった
悔しかった
ただ、ただ、早く時間が過ぎてくれることだけを祈っていた。
悔しさ明けて。一念発起した私
そんなこんなで初めての海外出張は終わった。
私の心と体をズタズタにして。
さらに悪いことにビジネスの展開が見込めるとして今後もマレーシア行ってもらうと言われてしまった。
そして、部下Mの一言。
「いや〜部長代理、自分をマレーシアについて行ってくださってありがとうございました!今後マレーシアとの提携が実現したらボクに次のポストの用意があるって人事部長に言われたんですよ!ホント嬉しいっす。これからもよろしくお願いしま〜す!」
と。
極めつけは娘の一言
「お父さん、海外出張なんてえぇなぁ〜。なになに、これからも行くん?タダで海外なんて、やっぱ部長代理なだけあるな!」
・・・なんもできんかったけどな。行っただけや。
まるでまだ黒髪が残っているカーネル・サンダースのようやったで。
私はますます惨めになっていた。
日々の仕事でさえ憂鬱になっていった。
でも、悔しいが、マレーシアで笑顔で会話するMはカッコよかった。
もんもんとしながら日々を過ごしていたとき、1通のメールが届いた。
ブログ更新のお知らせだった。
出張前、英語の教材を探していたときたまたま見つけた英語ブログの読者になっていたのだ。
実際にアメリカに在住して仕事をしている人のブログ。
彼の描くコミカルな文章とリアルなエピソードおもしろくて、暇なときにときどき読んでいた。
久しぶりにそのブログを読んだとき、記事の下の方にあった、とある言葉に目がとまった。
勝手に語学が上達する学習法
「語学に特別な才能は必要ない。あなたにセンスが無いから上達しないワケではないんです。
自分を責めるのは今日でやめましょう。」
私はこの言葉に引き寄せられるようにしてページを読んだ。
今だから言えること。
本当は誰かにこう言って欲しかった。
そして、【第2言語習得理論】
これは最近新しく提唱された学問で、ネイティブではない人が
どう第二言語を習得していくか」を研修する学問とのこと。
私はパソコン画面に釘付けになり、すぐに無料の詳細情報を手に入れるべくメールアドレスを登録した。
これが、私の転機となった。
英語革命記念日
そして3ヶ月後、自分の部署さえ英語で言えなかった私がTOEICで170点アップ、500点突破を達成する。
この【外国語習得理論】
詳しく知りたい方はコチラ