
思うところあり、いいねは設定から外しております。

【百年に一度の雪】
北の地に、雪を纏ったような虫が飛び出す頃、フワリと一片の雪が降り始める。
やがて淡雪は豪雪となり、全ての想いを白く包み込む。
果てしない大地には果てしない寂しさが似合うかのように。
遥かな海鳴りさえ、積もり行く寂しさの美しさに、声を失ったかのように低く泣いていた。
私の町には雪が降らない。
百年前に一度積もったと聞いた。
二月。
春はとっくに訪れて、華々しいほどの明るさの姿を見せてくれているのに。
雪----
一片
二片
三粒の淡雪が落ちてきた。
地面に落ちるまでに消えて行く。
ふわり。一片が手のひらに。
解けて行く。おもわず握りしめる愛しさ。
君の涙が雪になったんだね。
百年に一度の雪が降る。
私の心と解けて行くなら。もう一度、淡雪と生まれ、誰にも見られず、北の海の上に舞いおりたい。
☆昔書いた「百年に一度の雪」の詩と短編ストーリーを掛け合わせた文章にしてみました。
百年に一度しか雪が降らない町とは私の住む町ですが、数年前に見た三粒の雪が忘れられない美しさでありました。
他の文章は全て創作です。私の想いとは重なりません。
次回は短編ストーリーでも創り直して載せてみようかな。
(⌒‐⌒)
しかし写真と文章が合って無さすぎ。
出来るだけ自分で撮った写真を使いたいと思っているので、雪なんか何年も見たことも触ったこともありませんし(  ̄▽ ̄)