風の花「私へのメッセージは届きません」 -11ページ目

風の花「私へのメッセージは届きません」

風の花です。私あてのメッセージは届きませんのでご了承くださいませ。






思うところあり、いいねは設定から外しております。









【百年に一度の雪】

北の地に、雪を纏ったような虫が飛び出す頃、フワリと一片の雪が降り始める。


やがて淡雪は豪雪となり、全ての想いを白く包み込む。


果てしない大地には果てしない寂しさが似合うかのように。

遥かな海鳴りさえ、積もり行く寂しさの美しさに、声を失ったかのように低く泣いていた。


私の町には雪が降らない。
百年前に一度積もったと聞いた。

二月。

春はとっくに訪れて、華々しいほどの明るさの姿を見せてくれているのに。



雪----

一片
二片

三粒の淡雪が落ちてきた。

地面に落ちるまでに消えて行く。

ふわり。一片が手のひらに。

解けて行く。おもわず握りしめる愛しさ。

君の涙が雪になったんだね。

百年に一度の雪が降る。

私の心と解けて行くなら。もう一度、淡雪と生まれ、誰にも見られず、北の海の上に舞いおりたい。







☆昔書いた「百年に一度の雪」の詩と短編ストーリーを掛け合わせた文章にしてみました。


百年に一度しか雪が降らない町とは私の住む町ですが、数年前に見た三粒の雪が忘れられない美しさでありました。

他の文章は全て創作です。私の想いとは重なりません。


次回は短編ストーリーでも創り直して載せてみようかな。

(⌒‐⌒)

しかし写真と文章が合って無さすぎ。
出来るだけ自分で撮った写真を使いたいと思っているので、雪なんか何年も見たことも触ったこともありませんし(  ̄▽ ̄)