今週SNSで多くシェアされていたブログ記事。
「「聞きにこない人」に困っている上司がやるべきこと(以下引用あり)」というエントリー。内容は、マネジメント観点で、4種類の人を分類し、それぞれの対処法が述べられている。
以下引用
引用-------------------------------------------------------
1.上司が何も言わなくても、成果を出す人
口出し無用。できる人なので、有能な部下として活躍する。
2.上司の言うとおりにやって、成果を出す人
簡単な仕事であれば、きちんと上司が仕事を設計し、
彼らの仕事をレビューしながら進めれば、結果は出せる。
ただし彼らを「上司が言わなくてもできる人」にするためには時間と忍耐が必要
3.上司の言ったとおりにやっても、成果を出せない人
最初はここからはじまる。仕事を覚えたての時。
4.上司の言った通りにやらず、成果を出せない人
働かないわけではないのだが、
とにかく上司の言ったとおりにやらない。
そればかりではなく 妙なこだわりがあり、
時間をかけ過ぎたり、指示を勝手に解釈したり、
不必要なクオリティを追求したりするので
成果が出ないが、本人はさほど気にしていない。
引用ここまで-------------------------------------------------
そして通常であれば、新人で会社に入ってから、
3⇒2⇒1の順番で成長していくのに対し、
この流れから取り残されてしまうのが4の人だということだ。
実際に1-4の人がいることと、
4への対処が難易度が高い点はほぼ同意で、
2~4はマネジメントのあり方によって、
組織としての成果も変わってくる。
この4にいる人たち、
Webの現場にも例外なく存在し、
若手であれば問題児に分類され、
ベテランであれば、化石と認定される。
問題児や化石は、
疎まれ、放置される現場も
少なくないと思う。
引用記事では、4への対処法として、
「上司が現場の判断基準を提示」と
「保守的に報告、記録をさせる」の2点を述べているが、
ここでは、さらに、
「100回でも同じことを注意する心構え」を
是非追加したい。
会社組織の文化にもよるが、
最近は上司が皆、強権を発動する時代でもないので、
自主的に「報連相」しない、
指摘しても素直に聞かない人たちに対して、
1回や2回の注意で心が折れたり、
見きってしまう上司やメンターが少なくない。
そもそも、4の彼らは自分のやり方が染み付いているから、
他人の意見を取り入れないのであって、
周囲が多少の仕組みを作るだけでは、
行動がなかなか変わらない。
従って、仕組みを加速させるためには、
「100回でも同じことを言い」続けないといけない。
根気がいるが、
オセロのように4の人たちをひっくり返し、
進化させたときの成果は大きい。