周囲に蔓延する耳の痛い話。
ある組織は、一定の頑張りを年数とともに重ねることで、
自ら担当する役割が増え、新しい仕事が与えられる。
毎年ように後輩が入り、彼らを育成する役割を担ったり、
管理職としてマネジメントするポジションが与えられたりする。
昔程ではないにせよ、現代においても、
こういった組織は一定数、あるのだろうと思う。
一方で、年功序列でなく、
新卒のような弟分妹分が
定期的に入ってこない組織は、
ただひたすら自分の役割をこなしているだけでは、
指導したりマネジメントをこなす役割は、
自動的には回ってこないし、
そもそも、受動的に年数を重ねたところで、
自らの仕事の幅も広がることもない。
「私は本当は年下の後輩に丁寧に指導できるんだ。そこは自信がある。」
「(もし私がマネジメントを担当していれば)できることはたくさんある。」
後者の組織でマネジメントを
司っていない人たちの中で、
上記のような不満を抱え、
愚痴を吐く人は少なくないように思える。
しかし、後者の組織は、
自動的にマネジメントに上がるほど、
管理職を必要としていないし、管理職になる基準が、
経験年数とは限らない。
従って、「(もし私がマネジメントを担当していれば)」と
マインドセットしている時点で、チャンスが来るかどうかはもはや運次第。
一生回ってこない人もいるのだろうと思う。
管理職は、
「あの人は、マネジメント職になれば力を発揮できる」という基準で任命されるのではなく、
「あの人は、マネジメント職の役割を果たせる」から任命されると言った方が近い。
当たり前のことかもしれないが、
組織の中で陥りがちな話と思う。
フラストレーションを抱える人は、
自分で勝手に境界線を引くのではなく、
自らの経験や能力において、
誰かに教えられることは、
役割と決まっていなくても、
片っぱしから教えていけばいいのだ。
今日からだって変われるし、
+αの心がけ。
自戒を込めて。