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ブログ・オン・マーケティング 成功企業に学ぶブログ活用の極意



先日読んだCGMマーケティングに続いて、表題の本を読みました。

「とりあえずやってみようか」という担当者blogから、本格的な戦略を元に導入された商品blogまで、企業がビジネス用に立ち上げるblogは数多し。企業blogの中でも、製品・商品担当者ブログ、プロモーション用ブログ、有名人のブログ等、目的別ジャンルごとに、なぜそのblogが成功したかを詳しく解説しています。概念的な話はほとんどなく、ほぼ実例に基づいた「今」ブログで起こっている話題が中心となります。


blogに関しては、昨年だけでも本当に多くの相談をお客さんからいただきました。

企業側の立場にたったときに、「blogは活用したいけれど、批判的なコメントが出るのは嫌だ」とか「トラックバックは面倒だ」とか、blogにおける懸念材料が少なくなく、結果的にコメント、トラックバックを受け付けないなど、ユーザーとコミュニケーションを可能にするblogの特徴はほとんど無くなり、担当者にとって、ただの簡易的更新ツールになってしまう例も少なくありません。

この本に書かれている事例としては、そういった批判やネガティブなコメントそのものも、貴重なユーザーの意見として、真摯に対応し、結果的に一方的にプラスの情報を伝えるツールよりも一層の信頼感を獲得してる例が多いです。

流行に乗って、「まずblogだ。」という気持ちは分かりますが、どうせやるならblogの特長を最大限生かして、効果を発揮させたいですよね。そのためにも、blogの特徴や傾向、実例を我々がしっかり把握し、的確に導入する側に提案できるようなるべきです。

最後に、blogをやっていると「炎上」が起こる可能性は当然ありますが、その際にすぐにblogを閉じたり、コメントを制御してしまうのではなく、状況に応じて真摯に対応できれば、逆に炎上以前よりも多くのファンを獲得したり、良いプロモーションになることが多いと書いてあります。マスコミでも話題にするようになった「炎上」ですが、騒ぐだけでなく、その後の対応によって結果が変わることもblogの面白さといえるでしょう。