第44回 リハビリ絵画(夏の木陰と親子)

 

いつもより少し小さい6号に取り組みます。

(光の練習として…)

 

日の当たるところと、木陰の差を描きたいと…。

 

今回も、できるだけ「水」をたっぷり使って

 

描き込まないように注意しましたウインク

 

 

なので、

 

画面上の上半分の木々は

 

ほぼ手を入れない。

 

力を入れているところは、親子の周りの木漏れ日。

 

何度も色と濃度を確かめながら描きました。

(濃茶、バイオレット、イエローオーカー…)

 

 

う〜ん…

 

境目の光がうまくいかない…。

 

迷うのが楽しいところ…おねがい

一応筆を置きます…

 

 

 

お兄ちゃんははるか先に、

妹はそんなに早く歩けない。

振り返って、けっして急がせない…待ってくれるお母さん。

 

懐かしい…幾度もそんな光景

あったよなぁ…。

 

それにしても…🥵

最近は夕方6時ごろ散歩しています。

 

「6年目の寝太郎日誌」

 

たまにはリハビリ陶芸・・

 

だいたい週に1〜2回程度土に戯れています。

 

大きく捉えるより、小さく捉える方が楽ちんなので

 

小っちゃい陶の動物など作っています。

 

陶芸は、

 

大雑把に言うと

 

・形づくり(粘土から…)

 

 

・乾燥して素焼き

 

 

・釉薬や絵付けして

 

 

・最後に本焼き

 

 

という数々の工程があります。

 

なので、、

 

これが、リハビリに効果があるように思えます。

 

そういえば、

手で作る物って、

 

前後の工程、段取りを考えながら

作りあげます。

 

だから、

脳に刺激を与えてくれるような気がします。

 

それにしても暑すぎですえー

どうぞご自愛ください^_^

 

ペンギン&シロクマ

 

「6年目の寝太郎日誌」

 

てんかん薬減量・・

 

近くのかかりつけ医(脳神経外科)に変えて

 

てんかん薬の量を減らしました(訴えを理解いただきました)。

 

(昨年救急病院に運ばれて以来、辛い副作用を訴えてもとにかく飲み続けてください!と…。)

(本当に立ちくらみ、めまい、眠気が激しかった…)

 

で、結果的に、

 

2週間近く、副作用は明らかに楽になりました。

 

ただ、

 

気になったことが一つあります。

 

それは

 

 

離脱症状。

 

つまり急に薬を減らしたり無くしたりすることで、

 

いろんな症状が出てくること…。

 

僕にはトラウマがあります。

 

今から、6年ほど前3ヶ月間入院していたリハビリ病棟で、寝付けないことがあり、

 

「デパス」という睡眠導入剤を飲み続けて、

 

退院した後も、

 

その薬を辞められなかった辛い思い出がありましたショボーン

 

 

そこで、

 

せっかく極端な減薬の処方箋を書いてもらったけれども、

自分なりにゆっくり減らしていくことにしました。

 

自分の身体は自分が一番よくわかる…ので。

(急な減薬は今までの既往歴もあって怖かった!…ので)

 

今のところ問題ありません。

 

気になられてる人もいるかと思いこれからも途中経過報告しまーす^ ^

 

あくまでも

これは僕自身の症状、医師との相談、自己責任において

行っています。くれぐれもご注意ください。

 

 

水彩画は今、同時に2点描いています。

この絵は、子ども母親、夏、陰影、光線…など

出来るだけ

早く、サクッと描く練習しているものです。

二日でここまでにして、

次回筆を置く予定です。

 

 

「6年目の寝太郎日誌」

 

脳卒中後、自分へのお手紙・・?

 

改めて考えると、

 

僕が2017年11月に脳出血で杏林大学病院の脳卒中センターに運ばれました。

翌年春ごろ自宅に帰りました。

 

そう考えると(今更ながら…)

 

曲がりなりに読んだり書いたり話したりするまで3〜4年かかりました。

 

そこから、ブログを書き始めたのが2021年の春頃。

 

ブログを始めるにあたって、

 

一番伝えたいことは、

 

僕と同じような病気、リハビリに関しての情報を(互いに)知りたいと言う思いで始めました。

 

(よろしければ、過去ブログ、その時の思いなどお読みください…)

 

 

今日は自分自身の状況を、何かと参考になるかと思い箇条書きで記録します。

 

逆にお教えいただけるのも嬉しいかも…。

 

▶︎自身で感じる体調など

・ほぼ毎日3キロ程度速歩で歩いています(午前中)。

・柔軟ストレッチも欠かさずやっています(最近柔らかくなった)。

・睡眠はトータルで約7時間取れていますが、深夜1時間起きてしまい寝付けない時も多い(気にせずYouTubeを見ている間に寝てしまいます…。)

・食生活でもっとも気をつけていることは午前中や昼間にタンパク質等々を多く摂って夜は軽めに7時以降は何も摂らない。おかげで調子は良いかと思います。

・飲酒は一切やめました。

・午後は絵や陶芸などの仕事?して6時には終えます。無理をせず精神衛生上問題ないかと思っています(今のところとしか言えませんが…)

 

▶︎今飲んでいる薬

・アムロジピン(高血圧症治療薬。夏場だけ少ない容量2.5ミリを飲んでいます)

・ナフトピジル、アボルブカプセル(両方とも前立腺肥大を抑える薬)

・イーケプラ(500m×2回、てんかん薬)

🔸1年半飲み続けていましたが、副作用(立ちくらみ、眠気)がひどくついに先生に訴え、てんかん発作の薬を減量(半減250m)してもらいました。僕のように症候てんかん(脳卒中から起こる病気は未だわからないことが多いので予防のために飲んでおくべき…らしい。

4日ほど経っていますが、今のところ何の問題なし。以前のように午前中副作用(立ちくらみ、めまい、ひどい眠気)があったがほぼ解消されました(不思議…&嬉しい…今のところ…)。

 

▶︎高次脳障がい的視点の変化

・65歳を過ぎていますが、まだ回復途中だと思っています(まだリハビリ中)

・失語症も年単位で良くなっているように思えます。(あくまでも年単位で見るとわかります)

・いろんなところでお話しても(あえて自ら失語症と言うこともありますが)ほとんどの場合気づかれません。

・ただ、難解なお話(例えば経理的な話、専門性の高い話)はついていけないことも正直あります。

・とりわけ数学的な会話(数字の桁の間違い、暗算等々)は苦手なのは変わりません。

・最近気づいたことは空間認識特に狭い範囲の空間意識が秀でているような気がします。不思議なんですが小さい立体物に関しては一方向ではなく、あらゆる形を想像できるように感じます。

しかし、大きな空間、例えば街中で歩いていても距離感が掴めないことが気になっています。

 

・・文章を読む力はほぼ変わっていません。

小説など速読したいのですが…長文や複雑な文章表現はやはり難しい気がします。

(4〜5ページ読み続けるとしばし休憩を挟まないと辛い…)

それに関しては受け入れることしかないと思っています(明らかに諦めた…)。

今から文学賞を受賞することなどはできませんが、絵本を作ることであれば想起力を含めて可能性はあるかと思っています^ ^

 

書き始めると止まらなくなるので、

都度、小出しで書くようにします…。

 

以上、あくまでも僕の体験のお話です。

人それぞれ違いがあることもご理解ください。

 

 

最近、もう一度「小さな踏切と夕景」というテーマで描き直ししました。

夕景と電車内外の光、電球…それに惹かれて

これで3枚目になります。(笑)

 

 

「6年目の寝太郎日誌」

 

患者数は200万人以上と言われる認知症

 

先日、NHK『クローズアップ現代』という番組で、

 

実は正確な診断や治療が明らかになっていないのが判明した。

 

それによると認知症は、アルツハイマー病や脳卒中などが原因で起きていると考えられていたが、

 

研究が進むにつれ原因ごとに適切な対応をすれば改善されるケースが多いことも分かってきた。

いくつかの事例を挙げて紹介されていたのは興味深い。

 

そう考えると、、

 

認知症以外の病気でも

 

僕の周囲でもその手の話(つまり他の病気)ってよくある。

 

(僕の母も20年以上前でしたが大きな病院で、癌の診断(余命宣告)を受け、実家の犬をやむなく処分しましたが数カ月後誤診だと判明。結局その後母は95歳まで生涯をまっとうしました…)

 

また、自分自身も

 

昨年、最初は嘔吐と胃痛でいても立ってもいられなかったので近くの内科で受診、ナウゼリンほか胃腸薬で様子見ました。

 

2〜3日経っても

凄く痛いので、

 

もっと大きい病院に行きました…。

 

その時点で自分なりに症状など調べて

 

おそらく尿道結石ではないかと考えた…。

(近親者にも結構いたので)

 

僕「先生!結石じゃないでしょうか?」

と医師に訴えた

 

医師「脇腹あたりのこの部分は、ありえないでしょう〜」と軽くいなされた。

 「むしろ外科的な処置が必要かなあ…??)

 

一応帰りがけに鎮痛薬を処方してもらった。

 

納得できないまま、

 

翌々日も痛むので同じ病院で、

 

MRIで調べてもらった。

 

30分後、今一度診察室へ

 

医師「やっぱり結石でした!」

 

 でももう尿道の外に出ていたのを

 画像で確認できました・・真顔

 

医師「もう少しでこの大きさなら落ちていきますよ。」

 

医師「トイレで注意してみておきましょうねー」

 

僕:はあ…!?

 

確かに昨日より少しだけ痛まない…うーん

 

 

この事に関して

僕は決して怒りません…

 

本当にそう思った。

 

なぜなら、

 

僕の身体を数分で診てもらうことなんて

 

不可能かと思う…。

 

患者への説明、医師の細かい対応、既往歴、もっと言えば性格・・等々

 

それでも、病気が隠れているかも…

 

だから!

 

患者自身が症状をできるだけ

 

うまく伝えることが一番大事なんだとつくづく思う。

(ただ現状医師が忙しくてなかなか伝わらないことってあるかも…本当に難しい😓)

 

▶︎(以前は僕がうまく伝えるのが苦手だったかと思う…。最近はかなり言い表せることができている…)

 

まさに、誤診と護身…何かと考えさせられる…。

 

 

梅雨空のせいでベランダから見える

富士山頂の雪がかなり少なくなっているのがよくわかります。

夏ですね〜

 

6月24日 晴れ間の午後

 

「6年目の寝太郎日誌」