『のさり』の原風景・・
【新作Nスぺ】『椎葉 山物語 』
「のさり」の原風景は結構面白かったです。
1年以上にわたって村の生活に密着、
今もこの地で根付いている 「日本の原風景を再発見」。
「焼畑」や「養蜂」「犬を使ったイノシシ猟」等々、村の暮らしを記録していた。
やはり時間をかけている作品は見応えあります…。
そもそも
「のさり、のさる、のさった」 とは、、
長崎県、熊本県、鹿児島県、奄美などの地域で使われている方言らしい。
「のさり」は一般的に「天からの授かりもの」「運命」「幸運」などと思われているらしい。
良いことも悪いことも「のさる」…
『のさる』っていい言葉だなあ…。
取材先の椎葉村は宮崎市中心部から北西に約60キロ、
標高1000mを超える山々に囲まれ、面積の約94%が森林。
壇ノ浦の戦いで敗れた平家の生き残りが逃げ込み、
隠れ住んだという伝説が残されている場所らしい。
明治41年(1908年)には当時、民俗学の祖・柳田國男がこの地を訪れ、すでに多くの地域で廃れていた伝統的な農法「焼畑」が残っていることに驚き、最初の書物「後狩詞記」を書き記した。
同時に柳田は近代化が進んでいくなかで、いつまでこの暮らしが続いていくのかを危惧したという。

※
それから100年あまり、まだ代々受け継がれている…。
高齢の方々が多いようだが、
Uターンした若者もいる。
本当に羨ましい自然、暮らし・・
生まれ変わったら僕も、、と!
思えるのですが、僕にはとても出来ないと思いました。
でも、
良いことも悪いことも『のさる』いい言葉だなあ…
90歳を超えて養蜂をされている老人が言う。
もう今年からやらない…。
もう体が動かないのでやめる…。
まさに自然に任せる「のさった」生き方。

良いことも悪いことも、すべて神様からの
授かりものだと受け入れる『のさり』の精神。
清々しいなあ…
自分には出来はしませんが、
その考え方で生きぬこうと思っています・・。
『起きたよ!…「寝太郎日記」8年目』