脳卒中後、自分へのお手紙・・?
改めて考えると、
僕が2017年11月に脳出血で杏林大学病院の脳卒中センターに運ばれました。
翌年春ごろ自宅に帰りました。
そう考えると(今更ながら…)
曲がりなりに読んだり書いたり話したりするまで3〜4年かかりました。
そこから、ブログを書き始めたのが2021年の春頃。
ブログを始めるにあたって、
一番伝えたいことは、
僕と同じような病気、リハビリに関しての情報を(互いに)知りたいと言う思いで始めました。
(よろしければ、過去ブログ、その時の思いなどお読みください…)
※
今日は自分自身の状況を、何かと参考になるかと思い箇条書きで記録します。
逆にお教えいただけるのも嬉しいかも…。
▶︎自身で感じる体調など
・ほぼ毎日3キロ程度速歩で歩いています(午前中)。
・柔軟ストレッチも欠かさずやっています(最近柔らかくなった)。
・睡眠はトータルで約7時間取れていますが、深夜1時間起きてしまい寝付けない時も多い(気にせずYouTubeを見ている間に寝てしまいます…。)
・食生活でもっとも気をつけていることは午前中や昼間にタンパク質等々を多く摂って夜は軽めに7時以降は何も摂らない。おかげで調子は良いかと思います。
・飲酒は一切やめました。
・午後は絵や陶芸などの仕事?して6時には終えます。無理をせず精神衛生上問題ないかと思っています(今のところとしか言えませんが…)
▶︎今飲んでいる薬
・アムロジピン(高血圧症治療薬。夏場だけ少ない容量2.5ミリを飲んでいます)
・ナフトピジル、アボルブカプセル(両方とも前立腺肥大を抑える薬)
・イーケプラ(500m×2回、てんかん薬)
🔸1年半飲み続けていましたが、副作用(立ちくらみ、眠気)がひどくついに先生に訴え、てんかん発作の薬を減量(半減250m)してもらいました。僕のように症候てんかん(脳卒中から起こる病気は未だわからないことが多いので予防のために飲んでおくべき…らしい。
4日ほど経っていますが、今のところ何の問題なし。以前のように午前中副作用(立ちくらみ、めまい、ひどい眠気)があったがほぼ解消されました(不思議…&嬉しい…今のところ…)。
▶︎高次脳障がい的視点の変化
・65歳を過ぎていますが、まだ回復途中だと思っています(まだリハビリ中)
・失語症も年単位で良くなっているように思えます。(あくまでも年単位で見るとわかります)
・いろんなところでお話しても(あえて自ら失語症と言うこともありますが)ほとんどの場合気づかれません。
・ただ、難解なお話(例えば経理的な話、専門性の高い話)はついていけないことも正直あります。
・とりわけ数学的な会話(数字の桁の間違い、暗算等々)は苦手なのは変わりません。
・最近気づいたことは空間認識特に狭い範囲の空間意識が秀でているような気がします。不思議なんですが小さい立体物に関しては一方向ではなく、あらゆる形を想像できるように感じます。
しかし、大きな空間、例えば街中で歩いていても距離感が掴めないことが気になっています。
・・文章を読む力はほぼ変わっていません。
小説など速読したいのですが…長文や複雑な文章表現はやはり難しい気がします。
(4〜5ページ読み続けるとしばし休憩を挟まないと辛い…)
それに関しては受け入れることしかないと思っています(明らかに諦めた…)。
今から文学賞を受賞することなどはできませんが、絵本を作ることであれば想起力を含めて可能性はあるかと思っています^ ^
書き始めると止まらなくなるので、
都度、小出しで書くようにします…。
以上、あくまでも僕の体験のお話です。
人それぞれ違いがあることもご理解ください。
※
最近、もう一度「小さな踏切と夕景」というテーマで描き直ししました。
夕景と電車内外の光、電球…それに惹かれて
これで3枚目になります。(笑)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240704/12/ei1111ei/6f/d7/j/o2182280515459189589.jpg?caw=800)
「6年目の寝太郎日誌」