私自身、東洋医学、薬膳を学びだしたのが2016年なんですけれど、通っていたスクールには漢方薬局も併設されていたので、学びと同時に漢方相談を申し込み、漢方薬を飲み始めた時でもありました。
最初は複数の漢方薬を処方されて1日3回服用していましたね。
良くなってきたら複数あった漢方薬の量が減り、服用する回数が減るという感じでしたけれど、2年が経過した頃にですね、ふと、このまま一生漢方薬を飲み続けないといけないのかな…⁈と思ったんですよね。
私の場合は「気」(エネルギー)が増えてないということで、補気薬の漢方をずっと服用しているという状態でした。
「気」を消耗し過ぎないことや「気」を補う食材を摂ることもしていたので、何でかなぁって思っていたし。
その頃からですね、少し視点が変わって東洋医学以外の知識にも目を向け始め、身体の働きを学びだしたのは。
そこで気づいたのが、補気薬を飲んでいても改善がみられなかったのは、胃脾を元気にする効能を受け取る「気」さえもない状態だったということ、
ミトコンドリアでのエネルギー生産ができていないということでした。
なので、未病に強いといわれる漢方薬ですけれど、未病であっても私のような問題を抱えているケースでは「気」を補うだけの対症療法になってしまっていたというわけですね。
不調の原因の「根本」は何なのか。
対症療法での助けを借りながらも、根本療法をしていくことが大切ですね。