薬膳は東洋医学がベースになっているので、五行説によって食材を五味という味で分類をしています。

 

 

 

酸味・苦味・甘味・辛味・鹹味(えんみ…ミネラルを含んだ塩辛い味です。)

 

 

 

2月4日に立春を迎えましたが、春が属する五行は「木」。

 

 

 

「木」は自然界の草木をイメージして頂けると分かりやすいと思うんですけれど、日光を求めて、上へ、外へと伸びていく性質をもともと持っています。

 

 

 

その持っている性質を暴走させてしまう、火に油を注いでしまう関係にある味があるんですけれど、

 

 

 

それは

 

 

 

辛味です。

 

 

 

 

辛味には発散させてくれるという効能がありましてね、熱を生んで散らすという感じです。

 

 

 

寒い時期だったり、滞りがある時には辛味はとても有効なんですけれど。

 

 

 

上昇や発散が過剰になってくると、熱の過剰によって身体に熱がこもりやすくなるので、のぼせ、目の充血、青筋が立つ、ことに繋がってしまいます。

 

 

 

手軽な辛味食材といえば、ビール以外のアルコールや香辛料でしょうか。

 

 

 

私自身、冷え対策にと冬の間はスパイスティーを飲むことが多いんですけれど、随分前に春先まで飲んでいてのぼせが酷くなった経験があります…。

 

 

 

特に更年期以降の方は、体内の水分量が少なくなりがちで熱がこもりやすいです。

 

 

 

辛味の摂取にはご注意くださいね。

 

 

 

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