渋谷Bunkamuraのル・シネマへ
『パリ・オペラ座のすべて』を見に行きました。
まさに、伝統と革新が共存する日常。
『くるみ』や『パキータ』などの古典のリハーサルを重ねる一方で、
同じ時間に、別のスタジオで、
また別のエトワール、ダンサーたち、振付家が
マッツ・エックやその他新進気鋭の振付家による作品が
熱く練り上げられていきます。
中でも、『jenus』『メディアの夢』は衝撃的。
前者は、電子音に合わせ、
ダンサーたちが一連の動きを繰り返し、重ねていきます。
なんだかまるで、
幾つもの記号を繋げていくように、
舞踊言語(バレエの‘型’を組み合わせた?)を繰り返していく・・・
この緊迫感、このリズム、、、味わったことがないような感覚。
後者は、
ギリシャ悲劇「王女メディア」をモティーフにしているらしい。
母親と愛人を両立できなくなって、
王女メディアは実子を殺す。
迫真に迫る、まるでサイコスリラー、人間ドラマ、、、
そしてそのまた別スタジオでは、
3大バレエチャイコフスキー『くるみ』のリハーサル。
レティシア・プジョルが、
ヌレエフの難しいステップに苦戦している様子が、
レポートされます。
このレパートリーの多さ、
ダンサーの質と多様で魅力的なキャラクター、
’世界一’の仕事を目の当たりにしました。
そしてそれを支える、芸術監督ブリシット・ルフェーブルの、
働きぶり。




