本日最終日の奈良・興福寺の阿修羅展を観に、
上野の国立博物館まで行って来ました
薄暗く天井の高い展示室の中で
阿修羅は四方をひとだかりに囲まれてたたずんでいます
それも、なんだか孤高の憂いをたたえて
その目から涙が流れても不自然ではない表情
まゆはまっすぐではなく、歪み
瞳は他の仏像とは違い切れ長でない
真正面、8頭身のすらっとした阿修羅は
細長い腕、
4本は空間を持ち上げ包みこむように広げ
2本は胸の前で合掌している
360度どの角度からも神々しくて美しく隙がない
背中に回ると
阿修羅がどんなに多くの人に見詰めらていたかを知る
見学者たちと向かい合う角度で
まるで舞台の照明、観客の視線を一身に集めるスターダンサーのよう
人間離れした長い足と細長い6本の腕と
人間のように憂いをたたえた表情
万人の心をとらえます・・・
空は青く、木々は青々と茂って、
初夏の爽やかな風がふく・・・・・
気持ちの良いのどかな上野の博物館でした・・・・


