何事もご縁、
授かるか、授からないかも、出逢いも別れも、ご縁かもしれません。
生きてるお嬢の為に、私は生きなきゃって思う
ただ時々、12歳で現世を離れた子をおもいます
何人いたってね、その子はひとりなの、母は、全部持ってかれちゃいます。
愛情は半分にはできないの、全部なんです。
からっぽ、ってこういうことかーとか
慟哭ってこういうことかーって、
現世にいたら15歳、今も家族一緒に笑ってただろうなと思うんだけどなー。
母はただ、ただ、あなたに、逢いたいです。
人は生まれてから、離別の始まりなんだなーって、最近思います。
昭和、平成、令和と、人はどんどんお別れが苦手になってきてる。
非日常になってるから、実はそれは幸せな事なんだよね、
私の場合は、特に身近な人を失う経験が我が子だったというだけのこと。
結局、順番があるのになーです。
おっちょこちょいなので、小さい頃は海にも山にも連れて行かなかったし、2階には突っ張り棒で柵にしてたり、落ちないようにね。
お人よしだから、すぐに困ってる人に声かけてしまうし、落ちてた10円を拾って交番に届ける。
やっと、安心できる年齢になったなって、思ってたのになぁ。
夫は心配しすぎ、いつまでも家に閉じこめるわけにいかないでしょ、、教えて伝えて練習して、何度も何度も何年も何年も。
ママ大好きだよ、いってきまーす、
今でも目をつぶるとね、きこえるよ。
ただいまー、聴きたいんだけどねー。
急がば回れ、慌てない、車や道には散々、気をつけてって何度も言ったじゃない、バカ娘!こんな姿になっちゃって、みんな、どうやって生きてったらいい?
みんなで守ってきた末っ子、うちのお笑い担当、
写真になっちゃってさ。
いつもありがとう、これからもよろしく!って、誕生日にくれたマフラー、使う前に、ママにかけてくれることもなく、写真になっちゃってさ。
私の宝ものだなーって、一緒におねえとママと写真撮って、ハートで囲ってLOVEって書いて送ってくれた。
いなくなるちょっと前にね。
学校でお母さんが死んじゃう小説を読んで嗚咽して大変だったって先生が言ってたんです。
大丈夫、ママいつもいるじゃん?家にいるじゃん?
ママ私ね、何度でもママの子に生まれたい、この家族がいい、きっと生まれ変わっても、同じ家族になれるよね?
ファンタジーが好きな子が何度も聞いていたので、
中国の十生十世
輪廻転生の話をした記憶があります。
記憶もなくしてるかもしれないけど、魂は、家族にまたなる運命で繋がってる。
来世までママは待ちたくない、、、哀しみと共存して行くのが私の宿命なのであれば、少しでも、現世でできることはやって、せめて悔いのないように、
ママがあなたを迎えに行くから、それか、あなたが迎えに来るまで、私は天寿を全しよう、それだけ。
うつは人をやはり闇に連れていく力が強い、ふとした瞬間に、その闇に包まれて、もーいーや、こんな人生、辛すぎる、ってなる。
わかってる、残されたものがどんな哀しみに向き合うのか、喪失感は拭えるものではない、息するのがつらいって、だからそれをブレーキにしてる。
いっそ不摂生で、病気になって大義名分があってってなってた時期もあって、だから健診でズタボロ言われても、別に何も思わなかったし。
卵子提供というプログラムに出会ってから、ダイエットしたり健康に気を使ったり、将来はこうしたいねって夫やお嬢と話せるようになって、我が家はほんの少しのみちしるべみたいなのが、見えました。
本当にありがたい、
生きてるって、心と身体が共にあることで、しかばねのような私たちにとっては希望なので、
難しいかもしれんし、授からないかもしれんし、わからないけど、やってあげたかったこと、一緒にしたかったこと、もっともっとさ、って、ただそれだけ。
縁があるといいな。