病院の日。


朝から憂鬱な気持ち。

 行きたくないなぁ、って。


でも、予約しちゃったから行かなきゃだよなぁ、って。


14:30に予約したから、

 昼ごはんを食べて少し休憩して13:00に家を出た。


メルカリの発送しなきゃいけないやつ、

 郵便局に持っていかなきゃだったから 

先に行っちゃおうと思った。


郵便局から病院は目と鼻の先で、  

横断歩道を渡ったらもう目の前。


発送手続きが終わってもまだ時間はいっぱい余ってた。


日傘をさして病院のまわりをウロウロ。


すぐ近くに幼稚園があって、

 明るくて楽しそうな笑い声とか、

 お歌を歌ってる声とか、

 いろんな声が聞こえた。


公園では、ゲートボールしてる 

おじいちゃんたちが白熱してた。


そんな景色を見ていても、 

頭の中では「行きたくない」がいっぱい。


問診票どうしよう。

 正直に書かなきゃかな……


でも、なんて書こう?


書き方さえわからない。

 上手く伝えられるかもわからない。


あ、そうだ。 


今日は何にも言わずに、 

子宮頸がん検査だけ受けようかな。


たしか年1で無料って聞くし、 

それなら理由つけなくて済むかも。


5月なのに夏みたいな暑さで、 

日陰にいるのも限界が近づいた頃、 

病院からメールが来た。


「余裕をもって来てくださいね」って。


気づけば14:00。


私は病院の前に立っていた。