『 14歳からの精神医学 心の病気ってなんだろう 』
宮田雄吾著 日本評論社刊 2011年
ティーンエイジャー向けの本って
わかりやすいですね
この本では主に
摂食障害
社会不安障害
強迫性障害
うつ病
双極性障害
統合失調症
について、その症状、理由、治療法などの解説と
友達としての接し方 家族がなったときの対処などが
匿名の事例をあげて語られています
こんな授業を、中高生のときに受けられれば
メンタルヘルスの面だけでなく
日本が良くなると思いますね
意義深い本です
私などは、臨床心理士でも カウンセラーでもない
メンタル系の知識もありません
そういう人間が、心の悩みを聞く手段として
まず浮かぶのが『 傾聴 』です
聞く 聴くのちがいとして
『 聴 』は、耳で十四の心を駆使しておこなうものとか
ブログかどこかで書かれていました
どのような十四の心かは、紹介されてませんでしたけど
何故かわかる気がしますね
十四のなかには、ひとつくらい
悪い心があるかもしれません
来談者中心療法のカウンセリングでは
『 傾聴 』によって共感と受容をふかめ
信頼関係を築くことをめざします
相談者に自由に話してもらい
それに対して
批判も、感想も、助言もしないことで
相談者を全面的に受け入れ
温かな人間関係を築くことができます
さらに
メラビアンの法則でいわれる
ノンバーバル(非言語)コミュニケーションを利用すると
信頼関係は、より強くなります
これが手口にもなるんです
家出少女とか、心にストレス、悩みをかかえている中高生に
傾聴し、傾聴し、傾聴しまくると
心細い彼女たちは
癒され 安心し 信頼します
「 世の中で自分を理解してくれるのは、この人だけ 」
笑顔で、共感の表情で 信頼させておいて、
やがて、
豹変 ワルは牙をむくんです
悪いヤツラの『 傾聴 』の罠にはまったら
孤独な中高生は、ほとんど餌食になるんじゃないでしょうか
『 傾聴 』というのは、それほど影響力のあるものなんです
私も、この『 傾聴 』の技術を身につけたいと思ってます
『 傾聴 + α 』といったほうがいいですね
私の『 傾聴 』の師匠は、何といっても モモです
『 時間どろぼうと ぬすまれた時間を
人間にとりかえしてくれた女の子の不思議な物語
モモ 』
ミヒャエル・エンデ著 岩波書店
P20~22参照
