『 恋愛できないカラダ 名前のないおんなたち 3 』
中村淳彦著 宝島社 2006
アダルトビデオ業界には
よく、AV女優としてDVD店にポスターが貼られている
『 単体モデル 』
と、
『 企画モデル 』
といって
知人にバレないように日給をもらい
AVの撮影をする女性がいます
この本は
企画モデル 十数名のインタビューをまとめた本です
最後にAV男優の死の章がありましたが
この章は、企画AV現場というもの
それを生々しく紹介したくて加えられたのかもしれません
私も、AVは見ますし
ネットの世界とは『 人間の脳 』
ネット世界の半分以上は
アダルトが占めると聞いたことがあります
ひとりひとりのメンタルな訴えや
どうしようもなさ
それはそれで胸を打ちましたが
AVの世界と、日常の世界は
とくに若い女性にとって、紙一重じゃないかということを
強く感じましたね
犯罪や虚偽が存在しないのであれば
AVは、自己判断で選んだ仕事
人から後ろ指さされることなどありません
でも
企画AVに身を投じる理由はそれぞれですが
始めた企画AVという仕事をしながら
夢の実現に努力しているという女性は1人
他の女性は、精神的な葛藤にひどく揺らいでいました
顔バレしなければ
1回だけ
この感覚が、
人によっては、その人の人生を崩壊します
企画AVのサイトは、かわいらしく楽しげなキャッチで
集客してます
アンコウのえさ取りです
地方出身、どうやって生活すればいいの?
この章の女性 山瀬ナミさん
山瀬さんは、長野県出身
田舎では、人から声をかけられることなどないので
知らない人から声をかけられたら
絶対に立ち止まってしまう
ムシするということが選択肢にない
スカウトによって企画AVの仕事に入ったそうです
優柔不断の章 星川みなみさん
タレント事務所に所属していた星川さんは
所属事務所を移ったとき
アダルトに出て知名度を上げれば
タレント活動の幅が広がる
そうアドバイスされAV業界へ
ボタンのかけちがい
その1歩とは何か
それは、『 契約書 』です
『 契約書 』
この紙切れ1枚が
日常生活と、AV生活を逆転させる 紙一重なんです
この本を読んで
私が一番感じたのは
『 契約書 』に捺印するということの重要性を
20前後の女性は、知っておくべきということです