ネットニュースを見ていたら、ザ・ドリフターズの加トちゃんの奥さんの、学生時代に残酷ないじめにあっていたという記事が載っていました。
私自身も無視されたりした経験があったのですが、その逆をやってしまい後悔した消えない記憶もある。
その時の記事はコチラ↓↓
うちの二人の娘達も、中学生、高校生の頃に嫌がらせを受けた経験がある。
特に次女の時は結構ひどくて、担任の先生と何度も話したし、主犯の母親が電話で謝ってきたこともあったが、この時の出来事だけは、生涯次女の心に刻み込まれた傷になっているだろうし、私もこの先一生忘れることはないだろうと思っている。
だいたいいじめなんて、必ず主犯がいて、その周りにいる人間は主犯に嫌われたくない、同じ目に合いたくないという一心で加担しているもの。
私だってそうだったし、娘達にそうしてきた子達もそうだったろう。
でもそれからの高校生の頃の私は、アマチュアバンドにはまって、学校で軽音楽同好会を作ってバンド活動をやり出した。
あろうことか、通っていたのはカトリック系のミッションスクール(女子高)。
当然、風紀に反すると叱られると思いきや…
学園祭でバンドを披露すると、なんとシスターまでもがノリノリで腕を掲げているではないか!
これにはさすがにたまげた!
まさにリアル「天使にラブソングを」状態だった(笑)
でもこれと同時に、いじめ的な空気はなくなった。
私に対する仲間外れ行為もなくなったし、私も他の人にそういうことをすることもなくなったし、むしろ逆に周りに人が集まるようになって、本当に楽しく変わっていった。
生き方なんて自分で方向転換することが大事なんだと、初めて思えた瞬間だった。
何で人に合わせることばかりしていたのだろと。
加トちゃんの奥さんも、お母さんが毎日お弁当に手紙を添えてくれたりと常に味方でいてくれたそうで、無視をされながらもクラスメイトに 「おはよう」 と挨拶を続けたところ、一人の生徒から 「おはよう」 と返されたそうで、その時は 「勝った」 と思ったのだそう
言い方は悪いかもしれないが、こうやって精神的に鍛えられ耐え抜くことが出来た人の言動は、ブレがない。
このご時世のように、なんでもかんでもハラスメントにして居心地の良さばかりを求めるだけでは、人は強くはなれないねぇ。
と、何だか色々と考え出したら止まらなくなった。
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