昭和の白昼夢!!つげ義春『ねじ式/夜が掴む』場末のエロチシズムに郷愁と欲情‥ | トムソーヤーに絵本読み聞かせ

昭和の白昼夢!!つげ義春『ねじ式/夜が掴む』場末のエロチシズムに郷愁と欲情‥

ねじ式,夜が掴む (ちくま文庫 つ 14-1 つげ義春コレクション)/つげ 義春

¥798
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これほど怠惰で、エロチックで、ひなびた昭和の情景はあるまい。

もちろん、こどもには読み聞かせできない。

たまには、ビジネス本にはまっている人も、こんな対極の、場末を舞台とした漫画はいかがでしょうか?

お父ちゃんの生まれた昭和40年代あたりの作品ですから、平成世代にはどのように映るでしょうかね。

たとえば、『退屈な部屋』(昭和50年)

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妻に内緒で部屋を借りている。

いま住んでいるアパートから10分ほどのところで‥

むかしの女郎部屋だ。

部屋の造りが特殊なせいか

礼金も敷金もなしで借りることができたが

なにか秘密の穴ぐらのようなふんい気なので気に入っている

といっても部屋に住んでいるわけではないから

なにをするでもなく

ゴロゴロしたり

ボンヤリしているしかないのだが‥

そういうのが好きなのでけっこう楽しい




『ヨシボーの犯罪』(昭和54年)

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うまそうな女か
まずそうな女か‥

ピンセットで一センチほど刺してみるとほぼわかる

ぷつり

もりもり

ぴちゃぴちゃ



どれも、昭和の日常的な情景から、
非日常的な白昼夢がローテンションかつ不気味に繰り広げられます。

夏の朦朧としたひとときに、おすすめ