息子と食器類を買うためにいろいろなお店に行きました。
不潔恐怖(強迫性障害)がある息子は、お店に並べてある食器も一つ一つ丁寧に確認し、ゴミがついてないかを見ていました。
私も今までそんなこと気にしていませんでしたが、息子がこうなってしまうと一緒にまじまじと見てしまいます。。
安価な商品が多い量販店の食器などは結構ゴミやホコリがついているもんなんですね。。。
息子が気に入ったお茶碗があって、でもきれいなものが欲しいからと一番奥から取り出したら、さらに特大のゴミがのっていたことがあって、息子は幻滅していましたが、私は思わず笑ってしまいました。息子もつられて笑っていました。
最終的にはすこし高級なインテリアショップにたどり着いて、息子はそこでいろいろ買うことができました。思うに、お店に清潔感があって、人も少なくて、息子はその店にあるもになら安心できたのだと思います。
さらに、そこのお店には息子が興味をもったものがたくさんありました。
地理好きの息子は、まず世界地図が描いてあるランチョンマットを見つけました。これが、もう今の息子の興味にドンピシャで。
その他、来年のカレンダーで世界地図や日本地図が描かれているものも来年買うと言っていました。
画廊のような場所もあって、そこにあるギリシャの風景写真(青空や海がきれい)が額に入っているものが飾ってあり、これは「誕生日に欲しい!」と言っていました。どこに飾ろう、、、。
それから、印象に残っているシーンがあります。
息子が全身がうつる鏡の前に立ってじーっと見ていたんです。
我が家には全身がうつるような大きな鏡がありません。
息子はやせ細った自分の姿をどう感じていたのかな?
大きな鏡あったほうがいいのかな?自分の姿を客観的に見ることも必要かもしれないなあ。やせ細った自分を見てちゃんと食べようとかも思ったりしてくれるのかな?それともショックで落ち込むのかな?
不登校初期の頃、スクールカウンセラーの先生が部屋の模様替えとか居心地のいい空間をつくることをすすめていました。
当時、我が家のワンコのためにリビングに絨毯を敷きました。息子はふわふわの絨毯にすごく喜んだのを覚えています。
鏡や絨毯、心地よいソファー、お気に入りの絵画など何か一つでもインテリアで取り入れるのも、不登校児の刺激になるかもしれないなあと思います。