第13回絵本いけばな展⑨『夜明けのすべて』『ひと粒のチョコレートに』 | 絵本いけばな
* * * 2024年3月『第13回 絵本といけばなの世界展』にて発表した作品をご紹介します。
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『夜明けのすべて』
作:瀬尾まいこ
出版社:文春文庫
作品制作:大人
:作品制作者コメント:
2024年に映画化されベルリン国際映画祭で話題になった『夜明けのすべて』を題材にしました。この本は、同僚のパニック障害に苦しむ山添くんとPMSに悩む藤沢さんに同志のような気持ちが芽生え、次第に支え合っていくようになる物語です。日本では未だ理解されにくいパニック障害とPMS。難しい問題ですが、この作品そして本を通して理解が広まって欲しいと願ってます。
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『ひと粒のチョコレートに』
作:佐藤清隆 絵:junaida
出版社:福音館書店
作品制作:高2 女子
:作品制作者コメント:作中に出てくるカカオを育てている様子を表現しました。茶色や赤の花でチョコレートの芳醇さを表してます。また、カカオを日陰で育てるためにバナナの木を周りに植えると書いてあったので、バナナの葉の代わりにモンステラの葉をいけました。
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講座概要についてはコチラ 『絵本いけばな講座』