24時間テレビの時期ってことで
夏休みも最終コーナーに
さしかかりましたね!
絵本de子育てコーチ
大久保徳久子です。
何年も前の記事ですが
クライアントさんとのセッションでいつも
「ほら、大久保さんちの、
夏休み最後の日の記事、
あれ、忘れられませ~ん」
と話題になるので、再掲載してみますね。
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夏休みの宿題、どうですか?
「ウチの子は、7月中に全部終わらせましたっ!」と
お答えになれるお母さまは、
もうここから先は読まなくてだいじょうぶです。
夏休みの計画表通りに子どもが動いていたら、
ママは、イライラなんてしませんよね。
ママたちの「夏休みが憂鬱」の原因は、主にこの2つ。
●子どもが毎日家にいること
●宿題をやらずに遊んでいるのを横目で見ていること
ただでさえ暑いのに、イライラしたらもっと暑い!
もうっ、
こんなに計画的にできないなんて、
ウチの子ダメ人間じゃないかしら!
そうお嘆きのママ、
わたしのこんな身近な例をお聞きください。
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わたしは息子の夏休みの宿題は
手伝ったことはありませんが、
その昔、妹の宿題を手伝ったことがあります。
あれは、夏休み最終日の7時過ぎ。
信じられないことに、
末の妹(小4)が夏休みの宿題を
ひとつも、
ただのひとつもやっていないことが判明したのです!
急遽、母が音頭をとって
家族ひとりひとりに宿題が割り振られました。
「みんなでやりましょう」
ドリル類は字でばれるので、本人が答え丸写ししました。
父は庭にでて、月の観察のイラストを描きました。
母は自由研究の工作を始めました。
私と真ん中の妹は、3枚もある絵の宿題を本人らしく
仕上げました。
このときわたしが描いたポスターは、
確かのちに賞をもらいました。
父も母も怒っていた記憶はありません。
それどころではなかったのかもしれませんが、
そのときの全員の集中力はハンパなく、
どこかゲームをしている感覚で、
「こっち終わった!」
「じゃ新聞で夏休みの天気調べて!」と
妙な団結力が生まれ、気分はハイテンション、
いきいきとしたやりがいを感じていたように記憶しています。
あの夏の家族の団結力は、
楽しい旅行以上に
私の中で、最高に楽しい思い出になっています。
そしてその後、
ある意味家族中を巻き込む事件を招いた
張本人の妹ですが、
ダメ人間になることはなく、
だらしない生活に転落することもなく、
某国立大学に進学し、
いまもバリバリ働くしっかり者の「できる女子」になりました。
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子どもを持つ身となっていま驚くのは、
妹のダメっぷりの方ではなく、
夏休みの最終日の夜まで
子どもが宿題をひとつもやっていないことを
母がなんにも知らなかったという事実の方です。
そして、母が怒りもせずに
楽しいエンターテイメントに変えてしまったことです。
たいした慰めにはならないかもしれませんが、
宿題やらなくても、
ダメ人間決定ではありません。
むしろ宿題をやっていない事実より、
怒りのあまり
子どもの人格を傷つけるような
ダメな人間だと刷り込んでしまうような
そんな暴言を親が吐いてしまうことのほうが
よっぽと危険です。
子どものできてないところじゃなくて
いいところに目が行くように
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