絵本de子育てコーチ
大久保徳久子です。
「子ども、ひとりしか育ててないくせに」
先に言っておきますが、
この言葉、わたしに向けられたものではありません。
とある子育てに関する団体主催者に向かって、
ネット掲示板にこう書いてあったんです。
「子ども、ひとりしか育ててないくせに、何がわかるのか。偉そうに。
しかも、まだ育ちあがってなくて、結果もでてないくせに」
こんな感じのことが書いてありました。
言われてみれば
わたしもまったく同じ状況なんです。
ひとりしか育てていないのは事実
育ち上がっていないのも事実
そのことについては何も言うことはありません。
ただ、これを書いた人は
では誰の言葉なら聴きたいのか
その言葉を聴いてどうしたいのか
と思うわけです。
有名大学にお子さんを次々に入学させた人の言うことなら
聴きたいですか?
10人子育てしている人の話ならいいですか?
そして、その言葉を聴いてマネしたいですか?
そこに向き合ってないと、どんな方法を取り入れたとしても、
しょせん親のおもいつきの自己満足で終ってしまいます。
子育て方法も流行りすたりがあって、
その情報に右往左往してしまう気持ちは
わからないではありません。
でも、右往左往に巻き込まれる子どもからしたら
たまんないゼって話です。
いい情報のマネをしてはいけないと言っているのではありません。
目の前のお子さんに合ったやり方、
その子ならではの魅力を引き出すことに
目を向けたほうがいいと思うのです。
そのやり方なら、わかります。
絵本を通して、自分の子どもにあった子育てを
見つけられます。
ひとりしか育てていないのに、
何がわかるのかと書いてあった掲示板の人に
もし私がお答えするのなら、それが答えかなあと
そう考えています。
【大人も絵本を使おう】
絵本を読んで、そのあと語りあう大人の時間
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あえて
時間を作って
考え、話し、人の話を聴いてみましょう。
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絵本で子育て生活を豊かにするヒントを
お伝えしています。