こんにちは。

きのうは昼間に突然の雨で、
外出先で干したままの洗濯物の心配をしてしまいました。
屋根がある場所だったので、なんとか無事でした。

これからはザザッと夕立があることも増えそうですね。



さて、みなさんは「子ども関係のつきあい」を
めんどうくさいと思うタイプですか?

それとも、結構好きなタイプですか?



私は、息子を出産するまで、仕事が楽しくて
深夜まで仕事をするのは当たり前でしたし、
仕事を通じて知り合った人たちとの交流で
ほぼ自分の時間は占められていました。

ですから、結婚して初めて住んだこの土地に
友だちはひとりもいませんでした。

それでもまったく、
本当にまったく不便は感じてなかったんです。



それが子どもが生まれて、育児休暇が始まって、
はたと気がついたんですね。
この土地に、誰も知り合いがいないと。


そこから、子どもを通じた知り合いといういままでなかった
未知の関係性が怒涛のように始まりました。

公園ママ
保育園ママ
学校ママ
学童ママ
ボランティア仲間
PTA仲間
サークル仲間
少年野球関係
学校の先生
部活ママ・・・・・
いまではきりがないくらいの量に増えました。


どのママもすれ違うだけでは分からない、
つき合ったからこそ
みなそれぞれに自分の世界を持ってることを知っていきました。

わたしは、それを「すごくおもしろい」と感じたのです。
だって、私の知らないことを知っていて、
教えてくれるんですもの。


よい小児科の情報
安いスーパーの場所
姉兄の学校情報
自分のかかわる業界の情報
それぞれの故郷のお土産
地元の美味しいレストランの情報
奥深い趣味の話

いままでの自分の「知っている」がいかに偏ったものだったのか、
気づかせてくれた先生たちです。


正直めんどうくさいことがないわけではありません。

困ったちゃんに遭遇してしまうことも、
違う意見に固執するあまり仲間割れのように去っていく人も
価値観の違いに打ちのめされることも

山ほどありました。


それでも、子どもがいたから巡り合えた人たちとの交流が
いまの自分に大きく作用していることは
はっきりとわかります。

いまのこのわたしの仕事でさえ、
学校ママ友が「絵本について教えて」と読み聞かせに
誘ってくれたことから始まっています。

「人の前で絵本について話してください」と頼んでくれた人が
いたから、講師の仕事も始まりました。

ひとりで草地を掻き分けてこの道を探してきたわけではなく、
子どもを通して知り合った人たちが、
後押しして道を作ってくれたのです。


めんどうくさいと、わたしがもし仕事関係者とだけの関係を
続けていたら、この新しい仕事は生まれていませんでした。


めんどうくさい。
でも、子どものためだから……と仰る方もいます。

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しかし、その受け身姿勢を手放して、
もう一歩だけ真剣に向き合ってみると、
「子どものため」から「自分のため」に変わります。

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現に私は自分の人生を支えてくれるたくさんのよい友人に巡り合えました。
息子のおかげだと心底感謝しています。


きょうも最後までお読みいただき、ありがとうございました。


月曜日の絵本の力講座でお目にかかれる方、
よろしくお願いしますね!