『クラバート』

この分厚い本を2度も読むことになるとは…。

でも、やっぱり読んで良かった!

 

 

もう6月も終わるのですね…。

6月初め、安中市で開かれた読書会へ足を運びました。

場所は、つぐみBooks&Coffeeさん。

@293bc

 

数年ぶりに参加する読書会にドキドキ💗💗💗

 

 

でも、読書会の進行役として、ルチャ・リブロの青木海青子さんがいらっしゃると知り、

@luchalibro_library

また、課題図書が以前読んで印象的だった

『クラバート』

オトフリート・プロイスラー/作

ヘルベルト・ホルツィング/絵

中村浩三/訳

偕成社

 

だったこともあり、

参加を決めました。

ちなみに、映画監督の宮崎駿さんは、プロイスラー作品の中でもとりわけ『クラバート』を好み、

映画『千と千尋の神隠し』を製作する際に参考にされたと言われています。

私の購入した本の帯にも

「いい本です。自信をもっておすすめできます。」

と推薦のお言葉が^^

 

 

やっぱり読書会は面白い!

 

 

アイスブレイクのテーマとして海青子さんから投げかけられた

「登場人物の誰に共感しますか?」

 

の答えも人によってそれぞれ…。

 

トンダという人もあり、

クラバートという人もあり、

2年目のクラバートという人もあり、

ユーロという人もあり、

ミヒャルという人もあり…。

 

ちなみに私はトンダに共感しつつ、親方も嫌いになれません。

 

 

中でも私が一番ビックリしたのは、

少女に共感する!

と話してくださった方がいたことでした。

(何を言っているかわからない???方は、よろしければ読んでみてくださいね^^)

 

会ったこともない、

会っても大して相手のことを知らないにも関わらず、

自分の命の危険を顧みずクラバートを助けようとする少女の行動が

2回読んでも私にはわからない…。

 

 

海青子さん曰く、少女の行動や態度は「イノセントさ故」の

無邪気さ、

天真爛漫さ

では?とのことでしたが、

そう考えると、私は良くも悪くも大人なんだなぁ~とも。

 

 

 

本を読むことはやっぱり愉しい!

読書は基本的に1人で愉しむものですが、

自分だけではたどり着けない気づきや新たな視点に出合えるのは、

やっぱり読書会の醍醐味なんだと思います。

 

絵本日和でも、いつか読書会を開いてみたいなあ~。

 

 

プロイスラーの経歴から話題はナチスや捕虜収容所、映画『関心領域』まで

多岐にわたり、内容の濃い2時間半。

色々な意見や視点、関連した話題に触れ、

より深く中身を味わえた充足感と愉しさに心満ちた読書会でした。

 

そして次女が大好きだった

『大どろぼうホッツエンプロッツ』

を久しぶりに読みたい!

とも。

 

 

つぐみBooks&Coffeeさん、海青子さん、

そして、ご一緒した皆さま

ありがとうございました✨

 

こちらの写真はつぐみBooks&Coffeeさんの投稿からお借りしました。