3月 弥生月

 

 

 

24節気では・・ 「啓蟄」

 

さて さて 3月に入ってまもなくの

6日に わたくしは

甲府 へちまさんにて 

 

新海監督の作品 「 君の名は 」を解析する

ワークショップを おこないました

 

いろいろ 趣向を凝らしたのですが・・

 

まずは

 

わたくしの解析なるものを

僭越ながら

 

独断的に お感じになる方も

 

あるやも ・・ しれませぬが ・・

 

2回にわけて お届けしたいとおもいます

 

 

 

ぜひ 目を通してみてくださいませ

 

 

  1. まずこの映画は、純粋のラブストーリーであることは間違いありません。

ただ、その主人公となる2人の出会いの時間軸の設定に、

この作品の特徴があり、その2人の時間の中だけで動く

彼らの物語り意外性が、ここまでのスケールを確立して

いるような気がしてなりません。

キーになるのは、誰しもの心の中にある無意識の世界のことだと私は考えています。

 

 

2.今回の発信元は女性の側、三葉が描く世界であること。

  そこに招き入れられたのが東京に住む「瀧」という男子で

  す。三葉が住む地方の女子からすれば、都会の代表である

  東京に住む男子は憧れでもあります。そこと繋いだ三葉の

  無意識は、さすが思春期の女子のという感がしますね。

  ともかく運命的な出会いへとさらにつないで物語りは始ま

  ります。

 

  主人公の1人 三葉の家は代々継承されてきた神道の巫女と

  いう女系の仕事です。巫女とは、神と人間をつなぐものと

 しての存在であり、人間でありながら神の声を聴くことの

  出来る唯一無二の存在でもあります。

 

 その神の声(お告げ)の中にあったのが今回の物語りの核と

 なる『彗星の落下による町の消滅』という危機ですね。

 そこで、このような時空を越えて遥かな時を経て救世主なる

 ものを三葉は呼ぶのです。その使命を受けるのが瀧であり、

 男性としてのヒーローでもあるのです。

 

 

 

 

 彼らは自分たちの間にある時間のひずみを最初のうちは

 知りません。けれど問題(彗星が落ちてくる)が はっきり

 していく中でヒーロー(ヒロインを救済する英雄)として

 目覚めていく瀧は、意識的に肉体を持たない意識として

 女性である三葉の意識と交代するのです。

 

 その結果、代々一葉から三葉、四葉に使命として託され

 た、「彗星落下の危機から町を救済すること」を

 三葉はみごとに為しえることになるのです。

 この『救済のモチーフ』なるものを 神道・神社・神事・

 巫女という流れとして 物語りの山場に組み込んでいること

 が、この作品の壮大なファンタジー性を広げています。

 

 

 

 

 

 

 

今日は ここまで ・・  です

 

また 明日 お会いしましょう

 

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*画像は 北杜市にある 夢宇谷さんギャラリーからです