5月8日


 外は相変わらずのまぶしいほどの日差し・・

風も適度に木立をゆすり、ここちよい葉ずれの音を奏でて

います。



外出から帰ってきてちょっとティータイム♪♪

録画のチェックをしながら「RDGレッドデーターガール」を

見ました。見ていながら そこで思うことが次から次へと

開かれていくような ふしぎな感覚 ・・・

そのような感覚があると,”ああ,これはわたしの思う「本物のアニメ」だわ”

と、思うのです。

そしてそこで、わたしはさまざまの ひらめき体験をするのです。



TVアニメにも私なりのランクづけがあります。

 「RDG」 は中々の作品だと思います。

理由はまず、語られている内容に深さがあること

つまり、人間の表層の部分ではなく深層意識のところ、

たましいのところまで描かれているからなのです。



そうなのです。

たましい、といえば 河合隼雄先生いわくファンタジー

でしたよね。


「RDG」は ある意味すぐれたファンタジー作品でも

あると わたしは思っているのです。

他にも「精霊の守り人」もいいですね。

それと「12国記」もいいです。



これらの作品に共通するものは、現代の人間世界には存在しないもの

精霊とか,神霊とか,向こうの世界(非日常なる世界)が語られている

ところです。

そして主人公がとんでもなく純粋であること,それはつまり

「穢れがないこと,無垢なたましいの持ち主であること」

それが必須条件になります。


それだからこその,展開になるのですから・・・




ゆえに、わたしの中での「本物のアニメ」なるものは

描かれる絵も繊細なタッチであり,背景も登場人物も

全てにおいて劇場なみの臨場感あふれるタッチで描かれて

いることが最低条件なのです。

いきいきとした躍動感があり,しかも静謐な,音のない世界も

描かれていること

見ている側にとって自分のたましいとの会話ができることも

たいせつな条件なのです。

そして、単なる物語として展開していく中に 実は重要な情報、

真理に近いもの真実を表す事柄をひそかに埋め込んであることも

そのアニメの完成度をあらわす大きなバロメーターになります。

そういう高度なセンスの良い作品は

見ているだけでドキドキしますよね。

容易にその世界から送られてくる真実のメッセージが

ストレートに入ってくるような感じもするのです。


河合隼雄先生がおっしゃるファンタジーの力・・

ファンタジーという異世界に旅して,そしてまた

現実の世界、自分が今生きているこの世界にもどることの

意味を著書で述べていらっしゃいますが、

異世界,無意識という海の深いところまでもぐっていくことで

得ることが、それこそ竜宮城の玉手箱のようなもの。

ふつうのものの考え方では得られない

特別な知識・・ 叡智ともいえる自分を変えるほどの

力をも有するものでもありますし,浄化の作用も

あるのが すぐれたファンタジー(アニメ)なのです。