かわいらしい人魚と人間の女の子の、とってもきれいなお話です🧞♀️
『にんぎょのルーシー』
スーシー:作 高橋久美子:訳 トゥーヴァージンズ(2020年)
幼い頃から人魚に憧れていたエマ。でも学校のみんなはそんな変わり者のエマを馬鹿にし、エマはいつも仲間はずれ。ひとり寂しさを紛らわすように海辺の桟橋で海を見つめていたとき、波の下のその子と目があった。まるいおでこに青い目、ボタンみたいな鼻。あなた人魚ね!でもその子は、いいえわたしはルーシー、水の中に住んでるただの女の子よ。
泳げないエマに泳ぎをおしえたり、エマはルーシーを自転車に乗せてやったり、互いに助け合いながら二人はかけがえのない友達になっていく。
お茶会をしてみたいけどわたしは無理ねと嘆くルーシーに、わたしたちならぜったいできるわよ!
~そして、ふたつの世界の まんなかで
地球いち すてきなお茶会を ひらいたの~
でも日曜日、嵐が海を襲う。大量のゴミが流れ、翌朝エマが駆けつけるとルーシーは網にからまって瀕死の状態だった。エマははじめて級友を頼る。おねがい、一度だけわたしを信じて!―――
きれいな絵本だ。これは「美しい」という言葉は当たらない。「美しい」ではなく「きれい」という言葉がぴったりとなじむ。清らかな海のように清々しく、青々としたやさしい温もりに包まれている。
愛らしい絵も素敵だが訳文がまた秀逸。作者のスーシーさんは世界を舞台に幅広く活動されている方のよう。所謂セイレーン的な人魚のイメージとはちがう、ぽっちゃりしたかわいらしい人魚が好きすぎる😘そして訳の高橋久美子さんは人気バンド、チャットモンチーの元メンバーという異色の経歴の方。
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