石井睦美(作)
酒井駒子(絵)
森の小さな家で生まれた
しろうさぎは
何不十なく育っていました
ある日しろうさぎは
お母さんが作ったリンゴのジャムを食べて
あまりにも美味しくてびっくりしました
こんなにおいしいものは何?と
聞くと庭にあるリンゴの木になる
実だと教えてもらいました
しろうさぎはそのおいしいリンゴが食べたくて
食べたくて明日の朝になったら食べるんだと
ワクワクしますが
リンゴはまだ実っていません
いつ実のか?と聞くと
秋に実と教えてもらいます
さぁ!
秋になるのが待ち遠しい しろうさぎ
秋になってはじめて食べる
リンゴの味がどうだったのかは?!
『しろうさぎとりんごの木』を
手にとって確かめてみてくださいね〜♪
『こびとのうんちく』
りんごの名前の由来は
「檎」という漢字が漢音で「キン」呉音で
「ゴン」と呼ばれていた事から
林檎(リンキン、リンゴン)等と
呼ばれるようになって
それが転じて林檎(りんご)と
呼ばれるようになったそうですよ