「二分間の冒険」岡田淳/太田大八絵 | うーたんパパの ☆★☆絵本箱☆★☆

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3姉妹のパパです。
読み聞かせをしているうちに絵本にはまってしまいました。
子供に絵本を読んであげられる時間は人生の中のほんの一瞬。今この時を大事にしたいですね!
わが家の 絵本箱の中から 思い出の絵本を ご紹介します!!

二分間の冒険 (偕成社文庫)/偕成社
¥735
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はっきり言って小学校低学年の子への読み聞かせには不向きですが、わが家では途中でやめられなくなって10日以上かけて読み切りました。

お話はこうです。
小6の悟は黒猫の“ダレカ”によって竜が支配する別世界に引きずり込まれてしまいます。そこには見慣れたクラスメイトたちもいますが、誰も悟のことを知りません。悟は生き残りをかけて、不思議な力を持った竜と知恵比べの対決をすることになり…。
徐々に深まる仲間との連帯感、かすかな恋の芽生え。こちらの世界で2分間しか経っていない中で、ドキドキする冒険が展開されます。

半年ほど前、「子供たちを夢中にさせる」という評価を目にして読み聞かせに取り入れましたが、長くて疲れました。とても面白かったのですが、このくらいの分量になるともう読み聞かせに向かないと反省した本です。

その後、岡田淳の他の本も読みたいという長女(小2)のリクエストを受け、「放課後の時間割」、「びりっかすの神さま」、「雨やどりはすべり台の下で」の3冊を買い与えました。読み聞かせはしませんでしたが、どれも一人でむさぼうように読んでいました。

ちょっと背伸びした本の面白さを娘たちに伝えられたという点で、疲れたけれど意味のある読み聞かせだったと思います。