こんにちは

えほん教育協会

会長 浜島代志子です。

 

もうすぐ春ですね。

 

梅の花もちらほら咲き、堅いつぼみが日々、

 

ふくらんでくるのを眺めていると

 

こんな歌が思い起こされます。

 

東風吹かば にほい(匂い)をこせよ 梅の花

 

主なしとて 春な忘れそ

 

菅原道真が京の都を追われ、

 

太宰府に向かうときに詠んだ歌です。

 

栄華盛衰は人の世の常。

 

ですが

 

忘れてはならないことがあります。

遠くアフリカの昔話。

 

「アナンシと6ぴきのむすこ」に込められたメッセージは

 

何でしょうか。

 

https://www.youtube.com/edit?o=U&ar=2&video_id=CBx_l8hM_MU

読み手;山本志津

 

親孝行で仲が良い男兄弟6匹の息子達。

 

夫々に素晴らしい能力を持っていますね。

 

父親がピンチのときには

 

一致団結!

 

彼らは持てる才能を十二分に発揮して

 

父親を助けましたね。

 

ところが・・・です。

 

光る玉の奪いあいを始めてしまいました。

 

俺が見つけた!

 

俺が道を造った!

 

俺が水を飲み干した!

 

6匹の自己主張の強いこと、強いこと。

 

欲に取り憑かれた6匹の息子達、

 

謙虚さなど微塵もありません。

 

あ〜あ、

 

父親は悲しいですよね。

 

誇りに思っていた子ども達が

 

醜い財産争いをするのですから。

 

それで

 

父親のアナンシはどうしましたか?

 

空の神ニアメ様に光る玉を預けてしまったのです。

 

誰でもどこからでも観られるように

 

光る玉を空に置いたのです。

 

それでも地上では

 

争いが続いているというのです。

 

この話

 

今、

世界中で起きている問題ですね。

 

俺だ!

 

俺だ!

 

俺のモノだ!

 

俺が正しい!

 

うんざりしませんか。

 

昔話は、子ども向けのたわいないお話ではないのです。

 

人間が起こしている問題に気づかせてくれるのです。

 

そして

 

解決方法まで語ってくれています。

 

こどもの時にこのお話を読んでもらった子どもは

 

青年やおとなになって

 

ふと思い起こすでしょう。

 

ひとりひとりが持っている

 

素晴らしい能力を

 

争いの為に使わないようにしよう。

 

親を嘆かせるようなことは止めよう・・・とね。

 

メッセージをわかって読むのと

 

ただ

 

声に出して読むのとでは子どもへの伝わり方が

 

180度、違います。

 

あなたがどう感じるかを大事にして

 

お子さんに読んであげてくださいね。

 

 

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