術後 まだ回復期だし もう一度リハビリ病院への転院を進められた


前回いたところに戻りたいと主治医に伝えたが

何故かあまりいい返事はいただけない

「うーん あそこはなー」って


コロナの関係で受け入れも難しかったのかな


リハビリの先生が

「新しくどこかに行くより 戻れるならその方がいいよ リハビリも弱点や問題点をわかってもらってるし 共同生活のルールとかも覚え直すのは大変だよね 僕からも遠巻きに伝えてみるね」って言ってくれて また戻れるかもしれないと思うと心踊った


転院先が決まるまでしばらく時間はかかったけど

戻れる事に決まった



転院前に先生からお話があった

今わかっている事は少し珍しい癌の種類である事

予後不良で有名なトリプルネガティブである事

浸潤しているが2センチ以下で早期ガンである事


「脳外科の先生とも相談したよ

リハビリに大切な時期だから もう1度リハビリ入院しておいで

でも2ヶ月は待ってあげられないよ

キリのいいとこで1月いっぱい迄ででどうかな

次は2月の8日に外来で来てね」と


胸は失くしたけど 一緒に厄も取り除いてもらった気がする


だけど 片麻痺の片胸・・・

ギリギリだけどとりあえず40代

なのに この先どうやって生きていこうか


人としても女性としても

私に存在意義は 存在価値はあるんだろうか



脳内出血でも死ななかった

がんも見つけて取り除いてもらった


もう少し生きてろって事かな


息子くんは

「KEIBIさんみたいな自分の事に無頓着な人はここで悪い物見つけてもらえなかったら どうにも手がつけられない程になってからしか病院行かなかったでしょ

見つけてもらえてよかったじゃん」

って言ってくれてる


いっぺんに色々あってなんやツイてないなー

なんて思ったけど いっぺんに済んでラッキーだと思えば まあそんな気もする


単純バカでよかった笑


いつもの介護タクシーでまたリハビリ病院へ

先生たちも 仲良くなった年上のお仲間も元気かなー


リハビリ病院に着くと看護師さんたちが

「おかえりー」と迎えてくれる

「またお世話になりまーす」


担当してくれてたリハビリの先生たちも顔を見せに来てくれる

ただいまー またお願いします


やっぱ居心地いいや


元いた部屋の隣りの部屋になった

居なかったのは12日間かな

知ってる顔も沢山ある 


今度は2ヶ月近くある

でもまたあっと言う間に終わっちゃうんだろうな


まっ リハビリ頑張って来るよ