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予定どおりにリハビリ病院に転院できた

さすがリハビリ病院 リハビリ室がとても広い


1ヶ月後 手術で前の病院に戻った時 

あっちのリハビリの先生たちに よく頑張ったねって褒めてもらえるぐらい回復していたい



ここまで介護タクシーで連れて来てもらった

この運転手さんがいい人で親切にしてもらった


「倒れちゃったの?ここでリハビリするの?」

「うん 気がついたら障害者になってた」

「何言ってるの 若いんだから回復するよ リハビリ頑張ってね」とエールをもらった

この優しい運転手さんには転院の度に指名で来てもらい お世話になった


転院初日からしっかりめのリハビリをしてもらえた 

担当は3人とも若い女性の先生

この先生たち 年は親子ほど下 でも信頼できる可愛くて頼もしい女性ばかり

時には恋バナを聞かせてもらったり 家族の話をしたり 楽しいリハビリ生活を送らせてもらった


1ヶ月しか無い


その焦りは変わらなかったけれど 頑張ればそれだけ左半身を動かせるようになる 

やり甲斐のある入院生活だった


でも・・・



考えだすと不安だらけ

家事なんてやらせた事ない息子くんと娘ちゃん 家の中はどうなってるだろう
ちゃんとご飯食べてるかな?


70を迎えた母も色々な手続きなど頑張ってくれるが身体が丈夫な人ではない 

申し訳ない思いでいっぱい
私が親の杖になりたかったのに・・・

こんな身体じゃレジも打てない
仕事復帰は絶望的
どうやって生活していこうか

そして・・ガン細胞が見つかったら・・
全摘だ


ババアでもイヤだよ


身体の一部 

しかも おっぱい無くなるなんて

頭の中でいろんな思いがぐるぐるぐるぐる

やめた やめた


見えない先を不安に思うより

目先の事から


自分の身に起きた事はすべて自己責任なんだ

誰も悪くない 


人のせいにして逃げる事もできない


ひとづつ こなして行こう


自分が不器用な事 わかってるんだから


早くからどうしようかって考えても どうせ名案なんて思いつかないのはいつもの事


開き直っちゃえっ!


目先まで来ちゃってからやっつければいいや




このリハビリ病院に転院の次の日 知らない番号から着信があった いつもなら知らない番号に出る事はない


でも何故か出てみようと思えた


乳腺科の先生からだった


「検査の結果が出ました

 悪いものが出たので 全摘しましょう」


・・だろうね 


「わかりました お願いします」



自分の感情に極力鈍感になって いろんな思いに気付かないようにした